愛知県内でも最古参級の歴史を持つ市民ロードレース「東浦マラソン」(東浦町)が、今年12月の第50回大会もって終了することが決まりました。
東浦マラソンは10kmがメインの市民ロードレース。1975年に第1回大会が開催され、以来、昭和・平成・令和のときを超え半世紀にわたり市民ランナーに親しまれてきました。
知多半島5市5町の中でもっとも古いマラソン大会として、最盛期は4千人以上が参加。しかし近年は参加者数が減少し、前回は1200人あまりと低迷していました。
事務局では「抜本的な見直しを行わない限り、参加者数の増加が期待できず、満足できる大会運営とすることが難しいとの判断から、50回大会を節目とすることとしました」とコメントを発表。
「今後は、スポーツに親しみ、触れ合える、新たなスポーツイベントを考えていく予定です」とのことですが、ナゴヤエリアの老舗大会がまた一つなくなるのは残念な限りです。
東浦マラソンには過去に1回(2008年大会)参加しました。2008年といえば、東京マラソンが初開催されて2年。各地で新たにマラソン大会が誕生し、世はマラソン、ランニングブーム真っ盛りの時期。
東浦マラソンのメイン会場「あいち健康の森公園」にも、地元の小中学生をはじめ、多くのランナーでにぎわう光景が思い出されます。
また参加しようと思いつつ16年もの歳月が流れてしまいました・・・。出場するには最後のチャンスと考えると、感慨深いものがあります。
「東浦マラソン」第50回大会は12月15日開催。10km・2km・3kmの部があり、いずれも2,500円(中学生以下は無料)。メイン会場「あいち健康の森公園」のすぐ隣には、天然温泉「めぐみの湯」や「JAあぐりタウンげんきの郷」などの人気施設も充実。12月は東浦マラソンのラストラン、いかがでしょうか。
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