
リニューアルした瑞穂公園をランナー目線でチェックしてきました。今回の目玉は、なんといっても新しいパロマ瑞穂スタジアムと公園をつなぐ回遊路「MIZUHO-LOOP」。スタジアムの外周コンコースとレクリエーション広場側の園路を結ぶ、8の字型のランニング・ウォーキングコースです。
瑞穂公園(パロマ瑞穂スポーツパーク)は今回のリニューアルで、公園全体が「観る」「競う」だけでなく、「遊ぶ」「リフレッシュする」場所へと再編されました。

ランナー注目のMIZUHO-LOOPは、スタジアムの3階コンコースとレクリエーション広場周辺の空中回廊(外周デッキ)をつなぐ、約1kmの8の字ループ。平常時はランニングやウォーキングに使えるコースとして開放されます。


コース上には「START」のほか、「400m」「800m」といった距離表示が路面に大きく、はっきりと印字されているので、ペースをつかむのにも最適。インターバル走やペース走などの本格的なトレーニングにも十分使えそう。


MIZUHO-LOOP最大の魅力は、なんといってもスタジアムの中を走れること。スタジアム3階コンコースは、外周デッキの延長としてシームレスに走れるよう開放されており、名古屋市内ではナゴヤドーム外周路以来の屋根付き大型ランニング・ウォーキングコースとして整備されています。

実際にスタジアム内のコンコース部分へ入ると、視界の左側にスタンド、右側に開けた園路が広がり、通常の公園ランとはまったく違う雰囲気。日差しを避けられる場所もあり、夏場や小雨の日にも重宝しそうです。

ただし、イベントや試合開催時などはコンコース部分が使えない場合があります(というか、シーズンによっては使えない日のほうが多いかも)。公式サイトではコンコースの供用予定状況が日別に表示されているため、走りに行く前に確認しておくのがおすすめです。
では、イベント時にスタジアム側が閉鎖されていたら楽しめないのか?というと、そんなことはありません。レクリエーション広場の外周デッキだけでもじゅうぶんランニングを楽しめるでしょう。

瑞穂公園ランの良さは、MIZUHO-LOOPだけで終わらないところにあります。公園のすぐそばには、名古屋ランナーにはおなじみの山崎川が流れています。今回のリニューアルでは、山崎川や公園、スタジアムを緑でつなぐコンセプトも盛り込まれており、公園内外を自然に回遊できる雰囲気にリニューアルされています。


MIZUHO-LOOPを1〜2周→山崎川沿いをゆっくりジョグ→公園内の木陰エリアや広場を通って戻る。という組み合わせなら、3〜5km程度の気持ちいいコースが簡単に作れます。
もう少し距離を踏みたい場合は、山崎川沿いを南北に伸ばせばOK。春は桜、初夏は新緑、秋は木陰の涼しさを楽しめる、名古屋市内屈指の季節感あるランニングエリアです。

今回走ってみて感じた注目ポイントは以下のとおり。まず、路面が走りやすい。新しい舗装で足元の不安が少なく快適です。次に、景色の変化が大きい。スタジアム、デッキ、山崎川、公園、遊具広場、木陰エリアと、1km前後の中に変化がぎゅっと詰まっています。距離表示があるのも大きなポイント。
一方で、休日やイベント開催日はMIZUHO-LOOP上も混雑しそう。とくにレクリエーション広場周辺は子ども連れも多いため、スピード練習よりもジョグ、フォーム確認、軽い流し程度が向いているでしょう。混雑状況によって判断するのが賢明です。
新しくなった瑞穂公園は、パロマ瑞穂スタジアムのインパクトに目が行きがちですが、実際に走ってみると、公園全体がランニングスポットとして進化していました。

MIZUHO-LOOPは、約1kmという扱いやすい距離、きれいな路面、距離表示、スタジアムを走る特別感がそろっています。さらに、山崎川や公園内の園路を組み合わせれば、短めのジョグからゆったりロング走までアレンジ可能です。
名古屋市内で「景色がきれいで変化がある」「走りやすい」「寄り道も楽しい」「気分が上がる」コースを探しているランナーにおすすめ。名古屋ランナーの新しい定番コースになりそうです。