第29回 新春春日井マラソンを実走取材してきました。
当日は例年を上回る7,000人以上の参加者を集めたため、ただでさえ狭い会場(体育館)はパンク状態。人波をかきわけてなんとか1人分の陣地を確保し、スタートに備えました。
春日井マラソンは正月休み明け直後に開催されることもあり、タイムが著しく悪くなります。なぜなら年末年始の暴飲暴食により体重が一時的に急増するから。 ですから、この大会はタイムを狙うというより、「怠けた体と心にカツを入れるレース」と位置づけています。
このため好タイムをのぞめないことはわかっていましたが、いつもどおり全力で挑みました。 それはさておき、春日井マラソンは地方のまちにありがちな、ごくごく普通の市民大会です。イベントが開催されるわけでもありませんし、これといった特色もありません。
しかし気軽に行ける地元のレースであることとコースがほぼフラットで走りやすいため、ついつい毎年参加してしまいます。 さて、レースです。私が出場したのは10kmの部。スタート直後から数百メートルにわたってゆる〜い下り坂になっているため、知らず知らずのうちにスピードが出ちゃいます。
冷静に抑えなければいけないところ、いつものように脳内でアドレナリンが暴発。「オラオラ〜祭りだオラ〜〜」と興奮状態に陥り、最初の1kmを3分40秒で入ってしまいました。 当然のようにここで早くも失速。
終始抜かれっぱなしという失敗レースの典型パターンに。とにかく体が重く、無節操に飲み食い散らかしたツケがまわってきました。 それでもタイムがまあまあよかったので、今期の好調が持続しているのかもしれません。選手のみなさん、ボランティアのみなさん、お疲れさまでした。