2008 新春春日井マラソン大会。

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名古屋のベッドタウン、春日井市で開催された「第26回 新春春日井マラソン」を体験取材してきました。 

受付会場は春日井市総合体育館。5千人を超えるイベントの割にはややキャパが小さく、通路や階段の踊り場にも人があふれるほど。

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種目は競技10km(一般・年代別)、競技3km(中学生)、ジョギング3kmの3つ。開会式、準備体操に続き、10時10分に10kmの部がスタート。今回の目標は42分の壁を破り、41分台をマークすることだ。

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スタート直後に興奮しすぎてオーバーペースになり、後半ズルズル失速していくのがいままでのパターン。「前半貯金型」といえば聞こえはいいが、単にペース配分を考えていないだけのことだ。レースのたびに「スタートはゆっくり」と自分にいい聞かせていても、号砲が鳴った瞬間きれいさっぱり忘れてしまう。

 

興奮と高揚感が全身にみなぎり、「オラオラ祭りだオラ~~~っ」とまるで子どものように無謀なダッシュをかましてしまうのだ。 だから今回の春日井マラソンでは「イーブンペース」、あわよくば「後半ペースアップ型」のレース展開をめざそうとかたく心に誓う。その甲斐あってか、なんとかスタート直後の「祭り状態」を脳内で回避し、落ち着いて走り始めることができた。

 

2km地点のタイムは8分10秒。なかなかいい感じ。41分台フィニッシュをめざすには1kmを4分11秒以内で走ればいいので、ほぼ計算通りといえる。その後、8km地点ぐらいまでほぼイーブンペースを維持。残り1kmを切ってからややペースダウンしたものの、フィニッシュは41分40秒台(GT-Mailsの速報)。なかなか破れなかった42分の壁をついに突破できた。満足。

 

<大会講評>

選手の待機場所が受付会場の体育館しかなく、参加人数の割にキャパが狭い。食べ物屋さんなどの出店はなし。距離表示は2kmごと。住宅地を中心に走るコースで、おおむねフラット。計測はRCチップ(グロスタイムのみ)。記録証は後日郵送。参加賞はTシャツ(綿100%)、シューズ袋、アクエリアス。お楽しみ抽選会あり。

 

男女総合優勝者はホノルルマラソン招待。ゲストなし。給水なし。 アクセスはJR春日井駅より名鉄バスで10分(有料・臨時運行あり)。駐車場は豊富に用意されているが、時間帯により大渋滞を覚悟しなければならない。

 

「参加者とその家族を楽しませる」ためのアイデアや工夫があまりみられなかったのは、生まれ故郷の大会だけに残念(現場のスタッフ、ボランティアのみなさんはとても親切でした)。

 

ちなみに「いちのみやタワーパークマラソン」の参加料は、春日井マラソンより500円も安い(10kmの部)。 フィニッシュ! みなさんお疲れさま。 kasugai_goal01.jpg

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ジョギングの部ではちびっ子も激走! 3kmも走るなんてたいしたものです。

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さて、今後のマラソン大会レビューは「小牧シティマラソン」、「三河湾健康マラソン(蒲郡市)」、そして「東京マラソン2008」を予定しています。その後も休むことなく「読売犬山ハーフマラソン」、「五条川マラソン(岩倉市)」、「中日豊橋ハーフマラソン」、「長野マラソン」とノンストップ。できるかぎり写真を多く交えてレポートしますのでお楽しみに!