ランニング用
GPSウォッチ購入を考えているあなた・・・ちょっと待った!来年まで我慢すれば、性能が飛躍的にアップした次世代ウォッチを手に入れられるかもしれません。

“
GPS”ウォッチの進化は衛星の進化。とくに日本においては、
準天頂衛星「みちびき」に対応(
GPSや
GLONASSとの併用)しているかどうかが“
GPS”ウォッチ選びの大きな目安になっています。
この「みちびきシステム」、現在は2010年に打ち上げられた1号機だけの運用ですが、来月ついに2号機が打ち上げられます。

その後3号機、4号機と立て続きに打ち上げが予定され、2017年度中には一気に4機体制となります(2023年には7機体制で運用予定)。
これにより、たとえば計測誤差10メートルだったものが数センチまで向上するなど、現在よりも飛躍的に性能がアップ。高層ビル街や山間部での位置捕捉精度も向上します。
こうした産業や暮らしに計り知れないメリットをもたらす「みちびき」の進化は、当然ランニングウォッチにも反映されることでしょう。
みちびき4機体制に対応した次世代ランニングウォッチがいったいどのような機能と利便性を提供してくれるか、今から楽しみです。
<参考>
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日本版GPS衛星「みちびき」自動運転にマラソンに…高精度の位置情報、活用期待(
産経新聞)
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衛星「みちびき」2号機公開 年度内に4基体制-内閣府(
時事通信)