かつて24時間リレーマ
ラソンの開催計画もあった「名古屋港ガーデンふ頭」一帯。昨年「ガーデンふ頭再開発基本計画検討委員会」が立ち上がり、会合を重ねた結果、昨日ようやく中間取りまとめ案が発表されました。果たしてその中身は!?

名古屋港ガーデンふ頭一帯は、イタリア村の消滅で一時“廃れた”イメージがついてしまいましたが、水族館、ポートタワー、シートレインランド、
南極観測船ふじなどの見どころが集約されており、
名古屋市内では今でも人気の観光スポットであることは間違いありません。
ただ、各施設と全体の雰囲気にやや古さを感じることは否めません。このままでは、
レゴランド、メ
イカーズピア、JRリニア・鉄道館などを擁する金城ふ頭の後塵を拝することに・・・それはまずいとばかり、昨年から本格的に再開発へ向けての取り組みが始まりました。
そして昨日公表された中間取りまとめ案では、新生・ガーデンふ頭の概略が見えてきました。具体的には、『
観光・物販施設などで集客力を高める「にぎわいゾーン」と、緑地・公園などで来場者の滞在時間を長くする「くつろぎゾーン」の2つに分け、開発を進めていく方針』(
日本経済新聞)とのこと。
ランナー目線でいうと、やはり
シーサイドを爽快に走れるランニングコースがほしいところ。じつは今でもランニングに適した場所はあります。弊著『みちくさランニング』の「
荒子川公園とガーデンふ頭」でも紹介していますが、水族館裏手から続くプロムナードはぜひ走ってほしいコースです。

ただ、「ランニングコース」として整備されているわけではなく、周回コースでもありません。
今回の再開発で「海辺のランコース」ができたら素敵だと思いませんか。市民の健康増進という観点からも声が高まれば実現しそうな気も。
パブリックコメントを受け付けるはずなので、ひとこと「ランニングコースを整備してほしい!」とアピールしましょう。