春のレースは「季節外れの気候」を想定した心とウェアの準備が大切。

初夏並みの暑さの翌日に雪が降る・・・天候の落差が激しすぎるここ数日。先週末、マラソン遠征に出かけた方は服装選びに困ったことと思います。

さて、本来まだ寒いはずのこの時期、春のような陽気になることはめずらしくありません。

気温が15℃を超えたらマラソンでは「高温」。 スタート待ちが寒いからといって上着を着込むなど防寒対策しすぎると、かいた汗を発散できずパフォーマンスの低下や脱水を招きかねません。

難しいのは春のレース。本来暖かくなるはずの3~4月にかけて、季節外れの寒波や降雪に見舞われることは珍しくありませんし、逆に夏を思わせるほど気温が上昇することも。実際、4月開催の長野マラソンでは、雪が降った日もあれば夏日に迫るときもありました。

というわけで、3~4月にかけてレースを予定している方は、季節に応じた気温に対するこれまでの感覚をリセットして、臨機応変にのぞむ必要があるでしょう。

「大会当日は季節外れの寒さ or 暑さになるかもしれない」と、頭の片隅においておくだけでも身体が適応しやすいもの。

レース本番では天候・気温に応じて柔軟に切り替えられるよう、心とウェアの準備をしておいたほうがよさそうです。