愛・地球博が閉幕してから、昨日(9月25日)でちょうど1年が経った。ここ数日は愛知県内各所で記念行事が行われ、合計35万人を集めたそうだ。
1年前の閉幕の日は、まずファイナルイベントを観るための場所取りから始まった。朝10時頃に入場したのだが、すでに愛・地球広場(ステージ前のメイン広場)は人と敷物で埋め尽くされており、立錐の余地もないほど。
仕方なくステージから遙か後方の、グローバルループ下の一角をなんとかキープ。敷物を石で固定して場所は確保した。
昼食にいつものスリランカカレーを食べ、午後からは比較的空いている外国館をぶらぶら・・・しようと思ったものの、空いているパビリオンなどあろうはずもなかった。とくにドイツ館前は大混雑で、入館規制どころか周辺通路の通行規制まで出る始末。
ファイナルイベントは7時からなので、6時頃に「韓一亭」で万博最後の夕食をとる。
そして「愛・地球博グランドフィナーレ」スタート。
内容はいまひとつだったので割愛。ということで、グランドフィナーレ終了。その後は10時の閉場時間を過ぎても、グローバルループ上の人波はほとんど減らない。みんな半年間の名残を惜しむかのように、まったく帰ろうとする気配を見せない。
いたるところで外国館スタッフによる楽器演奏やダンスが自然発生し、みんなそれに合わせて盛り上がる。ドイツ&フランス館の共同ショップでは、在庫一掃のたたき売りが行われていた。
閉場時刻から1時間経過。ゲートへ向かう途中シンガポール館の前を通りかかると、スタッフやダンサーが円陣を組んで半年間の労をねぎらっていた。ファイナルイベントよりも感動的なシーンだった。
アテンダントたちも、客を見送るのはこれで最後。
そして、ゲート通過。愛・地球博が終わった。
・・・あれからもう1年。すぐにまた来年の3月がやってきて、今度は「開幕2周年」だ。月日の流れは人類平等とはいえ、もう少しゆっくりでもいいような気がする。