大屋根リングはランニングできる?できない?大阪万博に行ってきた!

GW明けの某日、大阪・関西万博に行ってきました。ランニングジャーナルだけに当初は走って行くつもりで計画をたてましたが、やはり体力温存のため断念。まずは幻に終わったランニングルートをご紹介します。

スタートは新大阪駅に設定。万博西ゲートまで約16kmの道のりです。新大阪駅から500mほどで淀川河川敷のサイクリングロード(右岸)に出るため、信号待ちや道迷いのストレスがなく快適。

ちょうど中間点あたりの伝法大橋を渡り左岸に出て、さらに淀川沿いを走ります。ちなみに伝法大橋より先には橋がありません。右岸を走る続けると、河口に出てしまい戻るハメになるのでご注意を。

その後、常吉大橋を渡ってまずは舞洲へ。さらに夢舞大橋を渡れば万博会場のある夢洲に上陸です。

ちなみにUSJ方面から此花大橋を利用できそうに見えますが、自動車専用につき歩行者は渡れません。

ですので、ランニング(または自転車)で万博会場を訪れるには、「常吉大橋→舞洲→夢舞大橋→夢洲」が唯一のルートということになります。もちろんスタート地点をどこにするかで総距離は変わってきます。

・・・というルートを考えておきながら断念したのは、万博を思う存分楽しむため体力を温存しておこうと思い直したから。

地元開催だった愛・地球博のように何度も通える(25回行きました)わけではないため、実験的な行動は控えました。しかし、期間中に機会があれば実行してみたいと思っています。

ということで、ごく普通に大阪メトロ中央線から東ゲート経由で入場しました。2日連続で訪れたのですが、初日はあいにくの雨。ランニングウェアに雨がっぱを着込んで動きました。荷物はランニング用バックパックに入れ、足元はもちろんランニングシューズです。

2日間で15カ所ほどのパビリオンを楽しむことができました。しかし人気の「日本館」「ガンダムパビリオン」「大阪ヘルスケアパビリオン」は入れず・・・。またの機会にとっておきます。

もっとも印象深かったのはダントツで「大屋根リング」。

実際に見るとすごいと聞いてはいましたが、確かにすごい。このスケール感の木造建築物を過去に見た記憶がなく、圧倒されました。まさに日本が脈々と受け継いできた技術の結晶のような気がしました。

下から見上げるだけでも壮観ですが、スカイウォーク上からの眺めがこれまたすばらしい。意匠を凝らしたパビリオンを眺めながらゆっくり1周(約2km)しました。

大屋根リング単体で入場料を取ってもじゅうぶん価値があるような。東京スカイツリーの入場料が3,400円(大人・休日)であることを考えると、ゆっくり散策できる大屋根リングは同等の料金でも高くない?ただ、万博終幕後に残すにしても、維持費を賄うに足る料金設定がいくらになるのか見当もつきません。

一部の完全予約制や超人気パビリオンを除き、基本、並べば入れます。待ち時間も長いところで“わずか”90分ほど(実際には表示の3〜4割ほど少ない待ち時間と考えればOK)。

愛・地球博で当たり前だった3時間待ちとか一部の8時間待ちに比べればずいぶん快適?ただし、比較的空いている5月現在の状況なので、これから来場者数が増えるにつれて状況は変わっていくと思います。

まだ入館していないパビリオンがほとんどなので大屋根リング以外の具体的な感想は避けますが、やはり万博はそこにいるだけでワクワクしますね。

夜の万博も美しく幻想的。パビリオンに入らなくても楽しめました。

ところで、大屋根リングはランニング不可だと思い込んでいましたが、なんと公認ランニングイベントが行われていたようです。ということは走っていいのかな?

さらに調べてみると、「大屋根リングを走った」という人がちらほら。公式サイトにもランニング不可の文言は見当たりません。ああ、ランニングすればよかった!

しかし、一般来場者にとっては横をドタドタ走られたら不快だろうし、やはり素直に歩いたほうが良さそうですね。今後、もし一般向けの公式ランニングイベントがあれば参加したいです。