台風19号の余波でマラソン大会が中止に。
先週末、東日本各地に甚大な被害をもたらした台風19号。12日・13日に予定されていたマラソン大会は軒並み中止に追い込まれました。その被害は未だに続いていることは言うまでもありませんが、これから開催を予定している大会にも影響を及ぼしそうです。
本日、10月19日・20日に開催予定だった「2019軽井沢マラソンフェスティバル」が中止を発表しました。
長野といえば千曲川氾濫のインパクトがあまりにも大きいため情報に埋もれがちですが、軽井沢マラソンフェスティバルの開催地である長野県軽井沢町および群馬県安中市も甚大な被害を受けています。
台風19号襲来以降、大会事務局はコースの安全状況や道路の復旧状況を慎重に確認・調査。その結果、開催を断念する結論に至ったということです。
事務局いわく「軽井沢町では大規模の停電、浸水、倒木等が生じ、10月15日現在でも約5,000戸の停電」が生じており、「お客様が安心して大会に参加できないものと判断」したとのこと。
一方、27日開催予定の「富山マラソン」は「台風19号を受けての対応について」というお知らせを更新。北陸新幹線復旧の時期が確定しないため、東京方面からの交通アクセス代替案の提案のほか、ランナー受付の時間延長を検討していることなどを発表しました。
今後は軽井沢マラソンフェスティバルのように開催そのものを中止する大会や、被災地でなくても何らかの対応を迫られる大会が増えそうな気がします。