ボストン3位!あの大迫傑選手の○○○初体験とは!?
高橋尚子杯 ぎふ清流ハーフマラソンを応援取材に行ってきました。世界トップクラスの選手が集う、国内を代表するハーフマラソンの一つに成長したぎふ清流ハーフ。今回は直前に大迫傑選手(ナイキ・オレゴン・プロジェクト)のゲスト参加が決まり、多くの人たちを驚かせました。
というのも、大迫選手がこうした市民マラソンのゲストに本格的に参加するのはほぼ初めてのことだから。しかも直前にボストンマラソンで3位に入って大きな注目を浴びるなど、ランニング界ではいまもっとも旬な選手といっても過言ではありません。東海地方に来たのは昨年の日本選手権(瑞穂陸上競技場)以来でしょうか。
トークショーに大迫選手が登場すると大きな歓声が。「顔小さ〜い!」という声にははにかむような笑顔を見せていました。しかしこの3ショットはすばらしい。ちなみにこのトークショーの前、フィニッシュ地点で行われた挨拶では川内優輝選手もこの3人に加わっていました。
前日・当日の2日間にわたり、ジョギング教室、レース(3km)参加、トークショーと、まさに大サービスの活躍ぶり。大会長の高橋尚子さん自身、「なぜ来てくれたの?」と興奮を隠しきれない様子でした。
大迫選手によると、岐阜は合宿や大会などで世話になった土地で、「恩返しがしたかった」というのが大きな理由とのこと。
ステージでは五輪金メダリスト2人に囲まれ、やや緊張気味(?)な様子。それでも、高橋尚子さんから「うまくしゃべれているよ」と褒められると、「しゃべらされているというか・・・」とすかさず切り返し。このやり取りに会場は大きな笑いに包まれました。
大迫選手自身、「ハイタッチしたのも初めて」と言っていたとおり、市民ランナーとふれあうのは本当に初体験だったようです。たしかに、大迫選手が一般市民ランナーと走ったり手をつないでゴールしたりというのは、なかなか想像できないシーンです。
トークショーではトレーニングの内容も話題に。高橋尚子さんが現役のとき、練習前のジョギングはキロ6分を2時間が定番だったそうです(アップで2時間というのもすごいですが)。
これに対して大迫選手のジョギングペースはなんとキロ3分40秒。野口みずきさんが「ペース走じゃないよね?」と聞き直すほど、プロから見ても速いことがわかります(そのかわり30分ほどで切り上げるそうです)。
率直に自身の考えや目標を語ってくれた大迫傑選手。来年は選手としてぎふ清流マラソンを走ってほしいものです。