2009 いちのみやタワーパークマラソン。

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第7回「いちのみやタワーパークマラソン」を体験取材してきました。このレースはまだ7年目と比較的若い大会ですが、ホスピタリティの充実度では県内随一だと思います。 

たとえばペースメーカーの存在。10kmレースでペースメーカーが走るのは、少なくとも愛知県内の大会では聞いたことがありません。しかもサブ40、サブ45、サブ50とレベルに応じて複数のペースランナーが出走してくれます。

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次に、グロスタイムだけでなくネットタイムも計測してくれること。これも10kmレースではほとんど例がありません。給水がコース上に2ヵ所あるのも、時間をかけて走るランナーにとっては嬉しいかぎり。ちなみにこの大会に制限時間はありません。どれだけ時間をかけて走っても、必ずゴールを開けて待っていてくれます。

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「いちのみやタワーパークマラソン」では仮装ランナーの出走が許可されていますが、「仮装の部」として明確に一般ランナーと区別しています。競技志向の選手に不快な思いを与えず、しかも仮装ランナーは思い切り楽しめる配慮(表彰あり)がされています。 さて、前置きが長くなりました。

 

私が参加したのはいつもの10kmの部ではなく5kmの部。今まで数多くのレースに出場してきましたが、いずれも10km、ハーフ、フルのみで5kmは初めて。かなり高速な展開が予想されます。 当日はご覧のとおりうっすら雪景色。気温は0度。スタート地点はメイン会場の一宮光明寺公園球技場横の道路です。5kmの部は参加者がもっとも少なく558名(エントリー数)でした。

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前の方に並んだのですが、5kmレース独特の殺気立った雰囲気が漂っており、フルマラソンのようなまったり感は一切ありません。スタート10秒前になるとみんな中距離走のように身構えます。スターターの「位置について」の一言で頭の中はヒートアップ。

 

号砲一下、ものすごいスピードでダッシュする高校陸上部員たちにつられて飛び出してしまいました。 やはりペースは10kmレースと格段に違います。案の定、早くも800m付近で心臓が飛び出しそうになり、ビュンビュンと気持ちよく抜かれまくりました。

 

それでもなんとか立て直したものの、目標の20分切りには及びませんでした。(体感的に)ダッシュで駆け抜ける5kmレースは、キツかったけど10kmとは異なる爽快感が味わえました。病みつきになりそうです。

 

コースは主に、木曽川沿いに広がる公園内のサイクリングロードを走ります。木曽川沿いといっても堤防を隔てた内側ですから、河川敷というイメージはありませんし風もありません。途中、積雪でコースが狭くなっている部分もありましたが、ほぼフラットで走りやすいコースだと思います。

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フィニッシュ後は菓子パンとチョコレートがもらえます。こんなちょっとした配慮がランナーにとってはとてもうれしく、好印象として心に刻まれるんです。

 

■フィニッシュシーンスナップ集

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<大会講評>

JR尾張一宮駅(名古屋から約10分)より無料シャトルバスあり。駐車場あり。コースはフラット。ペースメーカー出走。計時はRCチップ。記録証は即発行。ネットタイム計測あり。給水あり。お楽しみ抽選会あり(抽選番号掲示式)。食べ物屋台あり。ランニングショップあり。無料マッサージ&テーピングコーナーあり。オールスポーツ参加。