NB直営「ニューバランス名古屋」オープン前レポート。

「マラソンフェスティバル ナゴヤ・愛知」のシルバースポンサーとなり、2度目のシーズンを迎えるニューバランス。伝説のシューズ職人 三村仁司氏率いるミムラボとの業務提携、そして愛知出身のプロランナー 神野大地選手を契約アスリートとして迎えるなど、ナゴヤのランニングシーンにおいて存在感を増す同社が、ついに名古屋・栄に直営店をオープン。本日、そのプレス向け内覧会に参加してきました。 国内では12店目となる直営店として、名古屋・栄に明日（12月15日）オープンする「ニューバランス名古屋」（以下、NB名古屋）。 商売が難しいといわれる名古屋において、大手スポーツメーカーの「直営店」はほとんどありません。ということでニューバランスの進出は、地元ランナーにとって歓迎すべき出来事だといえるのです。 NB名古屋が成功すれば他メーカも参入してくる可能性が高まり、東京や大阪と同じようにいちはやく各メーカーの最新アイテムに触れられる環境が整うのではないでしょうか。 スポーツメーカーの「直営店限定」という言葉を見聞きするたび、悔しい思いをしてきたナゴヤランナーは少なくないはず。 さて、NB名古屋の立地ですが、まさに栄のど真ん中。地下鉄「栄」駅9番出入り口の階段を上がっていくと、目の前に鮮やかなレッドを基調としたショップが現れます。 さっそく店内へ。すでにテレビカメラが数台スタンバイしているなど、注目の高さがうかがわれました。まずはニューバランス ジャパン社長の挨拶から。名古屋への直営店出店は悲願だったとのこと。 つぎにNB名古屋の店長からショップの特徴などの説明がありました。そしてスペシャルゲストの神野大地選手が登場。先日の福岡国際では自身の目標を達成することはできませんでしたが、まだまだ闘志は熱く燃えている様子。 地元愛知にスポンサーの直営店がオープンすることについては、「友達みんなに知らせたい」「モチベーションアップにつながる」と語っていました。 店内は明るく親しみやすい印象。直営店ということで、ラニングシューズはもちろん各種アパレルや小物など充実のラインアップ。 名古屋城などをモチーフにした限定ウェアも取り揃えています。イラストは白根ゆたんぽ氏。 トラックをあしらったコース（？）も。試し履きの際は軽く走ってフィット感を確かめられます。 3Dスキャンで足の形をあらゆる角度から計測し、シューズ選びに役立てることも。 そしてNB名古屋ならではの特徴の一つが、12店ある直営店の中で2店しか導入してないという「NB Lab（エヌビーラボ）」。 ウェアやバッグなどにオリジナルの刺繍・プリントをその場で施してくれるサービスで、世界に一つだけのアイテムが手に入ります。 シューズカスタマイズサービス「NB1（エヌビーワン）」も利用可能。 お店の奥にある「ROCKER ROOM」には、文字どおりランナーが着替えるためのスペースやコインロッカーが備えられています。つまりNB名古屋は「New Balance Run Club」の活動拠点としの機能も有しているのです。 さて、直営店だけに、まさにニューバランスのすべてが詰まっているといっても過言ではないNB名古屋。ナゴヤエリアのランニングシーンにさらなる活力を与える存在になることを期待したいと思います。