2008 東海シティマラソンを体験取材してきました。この大会の魅力はなんといってもアクセスの良さ。最寄り駅は名古屋から十数分の名鉄「尾張横須賀」駅で、その駅前一帯がメイン会場になっています。
大会の特徴としては、典型的な「近隣小中学生総動員型大会」。総エントリー数5026人のうち、小中学生とそのファミリーが3629人と過半数を占めています。そのため会場は子どもだらけ。引率の先生らしき人や応援に駆けつけたお母さんたちの姿も数多く見られました。
私が参加したのは10kmの部。このカテゴリーには高校生以上しか出場できません。男女合わせて1370名のエントリーがあったそうです。東海市といえば陸上の名門「愛知製鋼」のお膝元。だからというわけでもないでしょうが、上位の人たちのレベルはそこそこ高いようです。
スタートは駅前から数百メートル移動した道路上。プラカードに書かれたフィニッシュ予想タイムを目安に整列します。スタートからしばらくは4車線まるまる使えるので、他大会に比べて混雑は少ない方だと思います。
コースはけっこうアップダウンがあります。とくに最初の1キロまでゆる~いダラダラ上りになっていますから、スタートの興奮状態のまま飛ばすと後で泣きをみます。設定タイムのプラス5~10秒/kmぐらい余裕を持って最初の1kmを刻むつもりで入るのが、東海市シティを攻略するポイントの一つではないでしょうか。
ルート設定は公園の周囲や住宅地、田園地帯。たしか残り3km地点ぐらいからフラット(あるいはゆるい下り)になるため、気持ちよくフィニッシュできると思います。 距離表示は1kmごとに設置してあり、非常に分かりやすかったです。記録証はフィニッシュ後、即発行。
家に帰ってから分かったのですが、昨年の同大会とまったく同じタイム(秒単位まで)でした。まあ、昨年より体重が2kgほど増量したことを考えれば健闘したといえるでしょう。
<大会講評> 駐車場あり。鉄道でのアクセス抜群。参加賞は無意味にデカイ手袋、三色ボールペン、反射板。トイレ少ない。衣類預かりあり。給水なし。キロ表示は1kmごとで分かりやすい。ゼッケンは前後2枚。計時は背中ゼッケンに貼り付けられたタグを、フィニッシュ地点で待ちかまえたスタッフが巨大なしゃもじみたいな読み取り器(?)で読み取る形式(上の写真参照)。記録証は即発行。お楽しみ抽選会あり(三角クジおよび抽選による沖縄旅行)。食べ物屋台は少ないがあり。ランニングショップあり。野菜の販売ブースあり。ゲストなし。オールスポーツ参加。