バックパック一つで冬ランの楽しみが広がる!

run05.jpg冬はランニングの季節。とはいえ、気温が低いと外に出るだけでも気合と覚悟が必要です。何より難しいのは服装のセレクト。寒いからといって厚めの上着を着込んでいくと、すぐ汗びっちょりになってしまいます。そう。冬のランニングの大敵は、寒さよりもむしろ「汗」なのです。

15~20分ぐらいジョグして帰ってくるだけならまあ、厚着して走っても問題ないでしょう。しかしランが30分以上に及ぶ場合、汗まみれになって不快な思いをするのは目に見えています。ですから走り始めの10分ぐらいは薄着のままひたすら寒さに耐えなければなりません。これがまたツライ。

私はLSD(2~3時間ゆっくりペースで走ること)のついでにお店などに立ち寄るのが大好きなんですが、ここで問題になるのが冒頭でも触れた「汗」。走っていればなんてことはない汗も、立ち止まったとたんヒンヤ~リ冷え冷え状態に。

とてもゆったり買い物などしていられません。そこで私はLSDの際、着替えのTシャツを突っ込んだトレラン用バックパックを背負って走ります。 立ち寄りたい店などがあったら、汗を拭いて着替えてから入ります。バックパックを背負って走ったことがない方は「走りにくいのでは?」と思われるかもしれませんが、慣れればまったく問題ありません。

もちろんラン専用のバックパックじゃないとダメですが。 ちなみに私の冬ランスタイルは、上は半袖Tシャツ+通気性に優れた超薄手のジャケット、下はロングタイツ+ショートパンツです。つまりは完全なトレランスタイル。それが私の冬ランニング(とくにLSDのとき)の定番ウェアリングです。

ロングタイツの上にショートパンツを重ねるのは、お店などに立ち寄ったとき、ピチピチのタイツ姿が恥ずかしいから。おっさんでも恥じらいはあるんです。

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「立ち寄りラン」だけではなく、行けるところまで行って帰りは電車かバスで帰ってくる「ワンウェイラン」のときも、着替えを持っていれば車内で不快な思いをする心配はありません。

トレラン用または通勤ラン用バックパック一つあれば、休日のランニングの楽しみ方がぐっ~と広がることは間違いありません。ぜひ皆さんも試してみてください。