東京マラソン2023の一般エントリー受付が始まりました。すでに申し込みを済ませた方は多いと思いますが、一方で迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。参加費がお高めということもさることながら、あのサービスの有無がエントリーを迷わせているのかもしれません。
そのサービスとは「手荷物預かり」のこと。とくに遠方から現地入りする人にとって、手荷物預かりの有無はけっこう重要なポイントだったりします。
エントリー規約には「東京マラソン2023より大会当日の手荷物預かりは有償となります」との記載が。これについては、必要ない人もいるため合理的で賛成です。
しかし、問題なのはその中身。 前回2021年大会も手荷物預かりは有償対応だったのですが、事前に自宅から荷物を送るという意味のないシステムでした。
よく考えてみてください。大会当日の朝にスタート会場で荷物を預かってくれるわけではないため、結局、会場まで移動する際に着る上着などをレース中に携帯しなければならないのです。
2023年大会の規約を読む限りでは、役立たずの事前発送方式なのか、従来のようなスタート地点で預かってくれる方法なのか判然としません。 ただ、エントリー規約の最後の方に「スタートエリアでの「手荷物預け」はございません」とはっきり書いてあります。
ん？ということは前回のような事前発送システムなのか？ しかしながら、エントリー者だけが見られるアンケート調査に「有償サービスについて」という項目があり、そこには「スタートエリアでお預かりし、フィニッシュエリアへ輸送いたします」「料金は1,000円を予定しております」との記載が。
これはまだ、スタート地点で預かってくれる従来のシステムが採用される余地を残してるということでしょうか。
