旅ラン日本 vol.54【佐久島(愛知県西尾市)】。

癒やしとアートの島「佐久島」を走ってきました。


佐久島は愛知県西尾市に属する、三河湾に浮かぶ風光明媚な離島です。1996年頃から現代アート作品が置かれるようになり、これが評判を呼んで来島者が急増。現在では22の作品が点在しています。

 

佐久島へのアクセスは船のみ。市営の渡船が一色港ターミナルから運行されており、約25分で到着します。

 

当日は定期船ではなく、蒲郡のラグナマリーナからアクセスしました。およそ1時間ほどの船旅です。

 

佐久島東港に到着したのはちょうどお昼どき。走る前にまずは腹ごしらえ!ということで、おじゃましたのは「ごはん屋 海」というお店。新鮮な海の幸が手頃な値段で食べられる人気店です。

 

腹を満たしたら、さっそくランニング開始。食べたばかりなのでスロージョギングです。時間の関係で島内をくまなくめぐることができなかったため、とくにルートを決めず気の向くままに走りました。

 

島の観光の足は自転車が一般的。当日は暑かったこともあり、他にランニングしている人は見かけませんでした。 佐久島はあまり観光地化されておらず、自然そのままの風景が魅力。 

 

ポツポツと現れるアート作品を見つける楽しみがあるため、走っていて飽きません。

鬱蒼とした林の中を抜けた先に現れたのは「佐久島の秘密基地/アポロ」。中に入れます。



佐久島の、さらに離れ小島のような一帯は「佐久島弁天」。ここはアート作品というわけではなく、昔からある神社です。



その後、海岸線を西へ。途中でいくつかのアート作品を眺めつつ、潮の香りの中をシーサイドラン。



猫もたくさん住んでいます。



佐久島の観光案内に必ず出てくる定番アート「おひるねハウス」は、西集落の黒壁がモチーフの作品。石垣(しがけ)海岸にあります。



西港付近は黒壁の建物が並び、古きよき港町の風情を醸し出しています。とくに西港付近の様子は映画のワンシーンのよう。

無料でお茶がいただける佐久島弁天サロンで休憩した後、ボートが待つ東港へ戻りました。今回は島の東西を往復したのみ。時間があれば島の北側にも足を伸ばしたかったのですが、次回の楽しみにとっておきます。