梅雨明け!ランニング中の熱中症を予防する最先端ギア試用レポ<vol.1 概要>篇

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あまりにも梅雨が長すぎて、皆さん忘れていませんか。夏はこれからが本番。厳しい暑さとなる見込みです。ということで本日は、ランニング時の暑さ対策の切り札といえるアイテムを入手しましたので紹介します。

長い梅雨がようやく明け、いよいよ本格的な夏の到来。じっとしていても暑い中、ランナーにはよりいっそうの熱中症対策が求められます。 ランニング時の暑さ対策のため入手したのが、テクノロジーの粋を集めた熱中症予防ギア、スポーツファンリュック「SUMMER RUNNER ATHLETE」です。

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簡単にいえばファン内臓のランニング専用バックパックで、大学との共同研究により「体温上昇を30%以上抑制・心拍数を28%以上抑制」することが実証されています。

その機能説明については公式Webサイトをご覧いただいたほうが分かりやすいと思いますので、本日はランナー目線でスポーツファンリュックの感想を述べたいと思います。 広げるとこんな感じ。見た目はスリムな三角形で、ノース・フェイスのマーティンウイング(サイドポケットのないタイプ)に似ているでしょうか。

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背面はオールメッシュ加工で涼しげ。

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パッと見はトレラン用バックパックと大差ありませんが、なんといっても特徴的なのは左右1つずつ付いたファンです。

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このファン部分およびバッテリーともに、日本のトップメーカーである京セラおよびRYOBI製。心臓部が日本のメーカー製だとやはり安心感がありますね。 風は上部から吹き出て、熱中症対策ではもっとも冷やすべき後頭部に風が当たる仕組み。上部に付いたウイングで風向きの微調整ができますが、取り外すことも可能です。

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より涼しさを強化するためフードも内蔵。頭部全体を冷やしたいときはすっぽりかぶります。

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ファンリュックの背中には大型のスマホも収納できるファスター付きのポケットが一つ。小物や補給食も入ります。サイドポケットはありません。

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ハーネスは胸の1本。体にフィットするよう、上下にスライドして調整します。ショルダーベルトにも調整用の紐が付いているため、どのような体型の人でもしっかりフィット。調整方法についてはこちらをご覧ください。

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ファンリュックを上から見たところ。意外と空きスペースがあるため、着替えとタオルぐらいなら収納可能。ランニングからのスーパー銭湯パターンにも対応できそう。

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ファンとファンの間にもメッシュポケットがあり、ここに凍らせたペットボトルや保冷剤を仕込むことで、より冷たい風を送ることができます。

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もうひとつランナーに嬉しいのが、ハイドレーションシステム対応であること。給水もスムーズに行なえます。 ※ハイドレーションシステムは付属していません。

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バッテリーは専用のポケットにイン。風の強さは弱・中・強の3段階からセレクト可能。バッテリーに切り替えスイッチが付いています。

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ファン部分を取り外してリュック本体の丸洗いもOK。汗まみれになったリュックをすぐ洗いたい派にはうれしい仕様です。

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くまなくチェックして感じたのは、細部までランニングに特化し、作り込まれたアイテムであること。以上、スポーツファンリュック「SUMMER RUNNER ATHLETE」の概要でした。レポvol.2となる【試走篇】は後日お届けします。

スポーツファンリュック「SUMMER RUNNER ATHLETE」の詳細はこちら。