走る村うるぎがさらに進化!村内に待望の施設が5月オープン。
信州最南端の村の一つ、売木村。「走る村うるぎ」として、全国から多くのランナーが合宿や旅ランで訪れます。クルマで約2時間ということもあり、名古屋のランナーには馴染み深い村ではないでしょうか。そんな売木村に待望の施設が登場します。
市民ランナーはもちろん、大学や実業団のエリートランナーも訪れる売木村。標高800m~1200mの準高地という環境に加え、おいしいごはんや温泉などの魅力も充実しています。
そんな、陸上競技の合宿地としての評価が高まる一方、『練習環境が一般道や村道、河川敷を利用したランニングコースのみという現状では練習効率や安全面で課題が残る』(売木村「地域再生計画」より)という意見も。
こうした経緯から、スポーツ合宿地としての“ステータスシンボル”となる「400mトラック」の新設が決定。『中京圏・東海地区のスポーツ愛好者を中心にさらなる来村者の増加』(同上)をめざすとのことです。
●photo:建設地近影。走る村うるぎプロジェクトより。
そこで、現在建設中の「うるぎ600走る村陸上競技場」について、売木村専属ランナーの一人、重見高好さんに話を伺ってみました。
Q. 陸上競技場の建設地は?
A. 売木村役場から南へ2.5kmほどの道仙沢地区です。
Q. オープンの時期は?
A. 今年5月のオープンを予定しています。
Q. 使用に際しての申込方法は?
A. 詳細は未定ですが、予約は可能です。
Q. 陸上競技場の概要を教えてください。
A. 400m×6レーンで、インフィルードも通常の競技用仕様です。
Q. 付随施設はありますか?
A. 更衣室、シャワールーム、手洗い場、アイシングスポット、駐車場などを完備します。外周コースも整備予定で、おそらく550mほどになると思います。
Q. その他アピールポイントがあれば教えてください。
A. 競技場のすぐ近くに3km続く山道があるので、トラック練習と合わせてヒルトレーニングもできます。ぜひお越しください!
ちなみに「うるぎ600走る村陸上競技場」は、下伊那・奥三河で唯一の400mトラック保有地となるそうです。もちろんエリートランナーだけではなく一般ランナーもじゅうぶん楽しめる売木村。春〜夏の合宿や旅ランにおすすめです。