ランナーにとってスキー場といえば、春夏の高原ランや合宿をイメージする人がほとんどでしょう。つまりウインタースポーツに興味がなければ、冬にスキー場へ行こうという考えすら浮かばないのが普通です。スノーシューランニングは、そんなスキー・スノボとは無縁のランナーがスノーリゾートで楽しめるスポーツ。ランナーの冬季トレーニングにもぴったりのアクティビティであることは、これまで3回にわたってお伝えしてきました。
今回スノーシューランニングを体験して、スキー場へ滑りに行く・・・のではなく、スキー場へ走りに行くことが市民ランナーの冬の楽しみとしてオススメできると確信しました。 そこでポイントとなるのがスキー場そのもののクオリティです。家族が全員満足できるか、食事はおいしいか、温泉など付加価値の高い設備は整っているかなど。
長野県観光部ではこの冬、「スノーリゾート信州」というプロモーションを展開。レンタルアイテム、食事、設備、すべてにおいて高品質なサービスを提供し、より多くの人に信州のスキー場に足を運んでもらおうという取り組みです。
今回おじゃましたのは、信州にある68ヵ所のスキー場のうち、とくに積極的な取り組みを実践している「白馬五竜スキー場」および「Hakuba47」の2ヵ所。 そのうち白馬五竜スキー場が運営する「エスカルプラザ」では、従来の“ゲレ食”の常識を覆すおいしい料理の数々を堪能することができます。
「レストラン ハル」で楽しめるのは、地元産にこだわった食材で作り上げた創作料理の数々。
サーモンはニジマスとブラウントラウトを配合して作った「信州サーモン」。長野県オリジナル品種です。
牛肉は「信州プレミアム牛」。信州産牛肉の中で等級がA5ランクのブランド牛で、当日いただいたのはその中でも昨年品評会で1位になったお肉だそうです。
エスカルプラザ内には温泉大浴場、仮眠室、キッズルームなども用意されているなどいたれりつくせり。24時間営業(フロント)なので、到着が早すぎたとしても時間を有効に使えます。
もはやスキー場は、ランナーにとって春夏だけのものではありません。冬はランシューからスノーシュー にはきかえて、一面の雪原を駆け抜けてみませんか!