市民マラソンムーブメントは関西から◯◯へ!

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東京マラソン2007に端を発した大規模市民マラソンブーム。大阪、神戸、京都、奈良の4大会が立て続けに新設された関西をはじめ、日本各地で新たな大会が生まれました。そのムーブメントがいま、ある地方へ押し寄せようとしています。 

ある地方とはずばり「九州」。もともとエリート向けの「福岡国際マラソン」と「別府大分毎日マラソン」という名門大会を持つ土地柄だけに、市民マラソン(フルマラソン)への要望も強かったと聞きます。

すでに別大が参加資格を3時間半に引き下げ、女性も参加可能とするなど、ギリギリ「市民マラソン」と呼べる大会にリニューアルを果たしています(次回以降は未定)。

真の意味で「大規模市民フルマラソン」の先陣を切るのが、2月19日に開催される「熊本城マラソン」。「歴史めぐりフルマラソン」と銘打ち、名古屋城も手がけた加藤清正の普請による熊本城発着で開催されます。

長崎でも昨年の秋に初のフルマラソン大会が行われましたが、市民マラソンと呼べる域には達していない「・・・・」な運営だったようです。九州市民マラソンムーブメントに水を差したというところでしょうか。

福岡市にも市民フルマラソン創設の噂が前々からあります。福岡国際マラソンのオープン化か、シティマラソン福岡の拡張か、それともまったく新しい新設大会か。 まだ公式発表されていませんので噂の域を出ていないのが現状ですが、開催が決まれば九州市民マラソンムーブメントの目玉になることは間違いありません。

そして本日、北九州市(福岡県)が2014年2月に市民マラソン開催をめざして調整に入ったことが発表されました。 西日本新聞によると、『北九州市は、来年の市制50周年を記念し、2014年2月にも市民参加型のフルマラソンを開催する方針を固めた』とのこと。

まだコースは未定ながら、『小倉北区の中心部をスタートし、観光地として有名な門司港レトロ地区を折り返す案や合併前の旧5市を横断する案などが検討されている』んだそうです。

東京から関西へと広がった市民マラソンムーブメントが、今後は九州に上陸しそうな勢い。ナゴヤエリアはいつまで空白地帯のままなんでしょうか・・・。