ランニングの話題は人によっては苦痛なだけ。
YOMIURI ONLINEの大人気コーナー「発言小町」。マラソンやランニングにからむ「トピ(トピックのこと)」が意外に多く、名古屋RJでもこれまで何度か取り上げてきました。本日は『マラソンのタイムをメールで知らせてくるうっとうしい40代男性上司』というタイトルのトピックを観察したいと思います。
トピ主(相談トピックを作成した人)は25歳の女性Bさん。自分に好意を持っていると思われる『背の低い、メガネで不細工なおじさん』の上司がいるそうです。
不細工上司が同じ支店にいる間は、Bさんいわく『私にもいろいろと利益になるのでメアドを交換してからよく暇潰しにメールしてやっていました』とのこと。
そんな高飛車なBさんは昨年、大阪へ転居。『もう用はないしやっと切れたと思って数か月放置していたらまたメールが来た』んだそう。
『私の誕生日を何かで調べてきたようです。しかも間違ってました。寒気がしました。しつこすぎです』と上司を非難。
最近は『「マラソン大会走ったよ」とその時のタイムなどどうでもいいおじさんの近況がだらだら』と書かれていたそうで、『正直興味ないです』とバッサリ。
ここからがBさんの本領発揮。『とりあえず会ってやったら喜びそうな事言って私のためにお金を使ってもらおうと思います』と悪女ぶりを全開。
『25歳の私の恋愛対象になるわけがないのにイタイ人です』と、すべての40代男性を敵にまわす発言も。
てっきり、上司のしつこいアプローチをやめさせるにはどうしたらいいか、という悩みかと思いきや、『この元上司、適当にキープするには今後どうあしらったらいいでしょう?』という恐るべき相談でした。
解答欄は『あなたがイタい人です』とか『年をとって男に見向きもされなくなったとき、あなたも上司の気持ちがわかるのではないでしょうか』とか『お似合いですわよ』など、おおむねBさんへの非難ばかり。
しかし、好意の有無は別として、この不細工上司のようにカゲでうっとうしがられているおじさんランナーはきっと多いはず。ほら、思い当たることはありませんか?
ランンニングに興味のない部下をつまかえて「昨日30km走っちゃってさー」とか、「次の日曜はレースなんだよね。ベスト狙うつもり」とか、話しているそこのあなた!
「30kmも!?部長すご〜い!」なんて言われていい気分になっていませんか?笑顔の裏では「おまえが30km走ろうと知ったことか。ランニングなんて興味ねえんだよ!」と考えている人のほうが、この世の大多数なのです。
私はランナーではない方に、こちらからランニングの話題を振ることは絶対にありません。なぜなら、たとえば私自身まったく興味がない野球やゴルフの話をされてもぜんぜんおもしろくないから。
以前もトピックで書きましたが、趣味の押し付けほど腹立たしいものはありません。興味がない話に付き合うのは多大なストレスを強いられます。これが上司→部下という関係ならパワハラといっても過言ではないでしょう。
「ランニングの話題はランナー同士に限る」。これ、鉄則です。
※『』内太字は発言小町より引用。