旅ラン日本 vol.21【清里高原】

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八ヶ岳をのぞむ高原リゾート、清里周辺をみちくさランニングしてきました。清里といえばそのむかし一大ブームを巻き起こしましたが、バブル崩壊とともに衰退の一途をたどることに。しかしここ数年は(全盛期にはとても及ばないものの)徐々に観光客が戻りつつあるようです。 

起点はJR小海線「清里」駅。さびれているかと思いきや、けっこうな数の乗客が乗り降りしていました。

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まずは駅の北側に広がる「清里の森」へ向かいます。

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清里の森にはこじゃれたレストランや雑貨ショップが建ち並んでいます。陶芸体験などのカルチャープログラムも充実。大半は別荘地になっており、その中を縫うように北上。つぎの目的地は「美しの森」です。

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清里の森の北ゲートから「美しの森」までは約700メートル。距離は短いながら単調なアスファルト道が続きます。やがて、大きな時計が目印の「美しの森」案内所に着きました。ここから「美し森山」山頂をめざして数百メートルのプチトレッキング。

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山頂までは木道が整備されており快適&爽快そのもの。

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振り返ると一面の緑が広がります。中央に見えているのは天文台で有名な清里高原ホテル

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ほんの数十分で山頂広場到達。展望台と売店がありました。ここから「天女山」へと至るルートもありますが、トレイルランニングの装備を用意していませんでしたので、眺望を楽しんだ後そのまま下山しました。

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美しの森を後にし、つぎは清里観光の定番「清泉寮」へ向かいます。かなり暑い印象でしたが、道路に設置された気温計によると27℃。この日、名古屋では35℃以上の猛暑日だったはずですから、やはり涼しかったのでしょう。

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「清泉寮」の名物といえば超濃厚なソフトクリーム。清泉寮に到着するやいなやまっさきに売店へとダッシュしました。しかし、そこで見たのはソフトクリーム待ちの長蛇の列・・・。

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並ぶこと15分、やっと念願の清泉寮ソフトをゲットです。濃厚な甘みと深いコクがランニングの疲れをいやしてくれました。

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清泉寮から清里駅前までは、すばらしいトレイルが続いています。木立の中の柔らかな土の道をひたすら下るのみ。途中にはボール・ラッシュ博士によって拓かれた「キープ農場」にも立ち寄れます。

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つぎは、スタート地点の清里駅を通り過ぎ、駅から800メートルほど南へ下ったところに広がる「萌木の村」へ。ここは地ビールレストランや雑貨店などが点在するナチュラルフィールドで、入場は無料。

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敷地内にはウッドチップが敷き詰められたトレイルも設けられており、これがまた思わず裸足で走るたくなるほど快適でした。

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その後、清里駅にもどりフィニッシュ。総移動距離は約16km。休憩も含めておよそ4時間のみちくさランニングでした。 清里駅起点のランニングコースは他にも、飯盛山(めしもりやま)を経由して野辺山方面へ抜けるなどいろいろなルートが取れそう。名古屋より気温も7〜8℃低い(朝夕は寒いぐらい)ので、ランニング夏期合宿におすすめです。