参加したくなるマラソン大会のタイトルとは?

「出てみたい!」と思っても、そう簡単に出られないのが今のマラソン大会を取り巻く現状。とはいえ早々にエントリーが締め切られる大会は、全体からいえばほんの一部。じつはほとんどの大会が集客に苦労しているのかもしれません。山ほどある大会の中から選ばれるには、やはりタイトルに「おっ!」と思わせる“つかみ”が必要なのではないでしょうか。 taitleimage.jpg とくに、大都市ではない地方の自治体などが主催する大会では、タイトルのイメージは集客を左右するとても大切な要素であると感じます。 最近「おっ!」と思ったのは、先日ご紹介した「五島列島夕やけマラソン」や「伊平屋ムーンライトマラソン」。「夕やけ」あるいは「ムーランライト」というワードに、思わずロマンチックな妄想が浮かび上がってしまいます。 そして今日「おっ!」と思った大会が、岩手県遠野市で開催される「日本のふるさと 遠野じんぎすかんマラソン」。もちろん目を引いたキーワードは「じんぎすかん」です。 ちょうど腹が減っていたのかもしれませんが、思わず検索して調べてしまいました。タイトルどおり、フィニッシュ後は遠野名物のジンギスカンが振る舞われるそうです。 これが単に「日本のふるさと 遠野マラソン」だったら、おそらく意識にとどまることはなかったでしょう。 もちろん大都市で開催する都市型マラソンには、余計なワードをつけてほしくありません。「東京マラソン」「大阪マラソン」「京都マラソン」「名古屋マラソン」のほうが堂々としていて権威を感じます。 ちなみにナゴヤエリアでは、「年◯別」という地雷キーワードがありますので注意が必要です。