岐阜県恵那市(旧明智町)の「日本大正村」を観光ランしてきました。
「日本大正村」は大正時代をフィーチャーしたレトロな“テーマパーク”。愛知県犬山市にある「博物館 明治村」のようなものではなく、もともとあった旧い建物や街並みを保存し、周辺一帯を「大正村」と称しているのだそうです。当然、入村料は要りません(個別の施設ごとに入場料が必要な場合あり)。
村営の大駐車場(有料)にクルマを駐め、まずは「大正村役場」へと向かいます。ななかな風情のある小径。
あっという間に村役場到着。この建物は昭和32年まで明智町の役場として使われていたそうです。現在は「大正村役場」という名の資料館兼休憩所(入館無料)となっています。
役場前の道を東に進み、つきあたりをしばらく右に走るとハイカラな洋館「大正ロマン館」(入館料必要)が見えてきます。周辺には手づくりのローズガーデンなど、美しい景観が広がっています。
こちらは大正村の目抜き通りともいえる「南北街道」。
大正というよりもむしろ江戸情緒あふれる旧街道の雰囲気がそのまま残されていました。
いきなり「ゴキブリホイホイ」の看板発見!年代物かと思いましたが、よく見ると新しそうです。
そのすぐ近くに「オリエンタル即席カレー」発見!こちらは年季が入っていそうです。
「これはもしかして!?」と思い、走りながらボンカレー(松山容子版)やアース渦巻(由美かおる)のホーロー看板を探しましたがさすがにそこまでのお宝はありませんでした。 むかし郵便局だった建物には、懐かしい電話機のコレクションや電話交換台などが展示されていました。
村の中央付近を流れる明智川沿いの遊歩道を走ると駐車場まで戻れます。
大正村は明智鉄道「明智」駅からも至近なので、田舎にしては交通の便はいいと思います。村自体はそれほど広大ではありませんが、起伏がないので初心者向けの観光ランに適しているのではないでしょうか。 もう少し走り応えが欲しいという方は、毎年3月に行われる「大正村クロスカントリー」のコースをたどるのもGood。2マイル、6マイル、10マイルと、走力に応じたコースがホームページ上に公開されています。