ある意味オリンピック本戦よりもエキサイティングだった、代表選考一発勝負のマラソングランドチャンピオンシップ(以下、MGC)。2024パリ五輪代表選考もMGC方式で行われることが決定。すでに注目は「どこでやるのか?」に集まっています。
日本陸連は10日、パリ2024オリンピック競技大会マラソン日本代表選考競技会として、2023年秋にMGCを開催することを発表。 2019年に初めて開催され、“一発勝負”の緊張感のなか白熱のレースが繰り広げられたのは記憶に新しいところ。かろうじて3位に入った大迫選手の悔しさと安堵が入り混じった表情が印象的でした。
実際に沿道で観戦しましたが、コース上も沿道も通常のエリートレースとはまったく異なる雰囲気に包まれており、「これは上質なマラソンコンテンツになる」と確信したものです。
MGC進出をかけた指定レース(MGCチャレンジ)は、早くも来月開催される第75回福岡国際マラソンから始まります。 さて、MGC本戦は2023年秋の開催が決まっているだけで、開催地は「現在調整中」とのこと。
前回は東京五輪の選考会なので東京開催でしたが、次回はパリ五輪の選考会。日本のどこで開催しても問題ないわけです。もしかしたらあなたの町で開催する可能性もあるわけで、ここは楽しみに待ちたいところ。
もちろんランニングジャーナルでは愛知県で開催してほしいと思っています。なぜなら愛知県では2026年開催のアジア大会を控えているため、その景気づけにもなるかなと。 どこで開催しようとも、前回に引き続き必ず観戦に出かけたいと思います。