ランナーはフルマラソンの後など、著しく免疫力が低下してウイルスにつけこまれやすくなるため、一般の人よりもむしろ警戒が必要・・・という趣旨の記事を先日アップしました。その舌の根も乾かぬうち、自身がインフルエンザに感染してしまいました。
インフルエンザが発症したのは先週日曜日の夕方。その前日、1人で3時間走を実施、30km弱走りました。その日は比較的気温が高く、疲労度も高めだったと思われます。 ランニング後は温浴施設で汗を流し、施設のシャトルバスで帰宅。
翌日午後になって急に全身が痛くなり、みるみる体温が上昇。最終的には38.6℃に達しました。 翌朝、近くの内科で診察を受けたところ、かくしてインフルエンザA型であることが判明した次第です。
いま思えば、温浴施設のシャトルバスで隣席の方が乾いた咳をしていたため、これが感染源ではないかと疑っています。インフルウイルスの潜伏期間が1〜3日といいますから、時系列的にも辻褄が合います。
「ロング走など疲労が残る練習の後はとくに注意すべき」と偉そうに言っておきながらこの体たらく。「自分はインフルにかからない」という根拠のない思い込みからの油断もありました。
とくに免疫力が著しく低下した状態の時は、不特定多数の人が集まる空間・乗り物内ではマスクを着用する、その重要性を身をもって知らされました。
いまだに猛威を奮っているインフルエンザ。これからは、走った後はビール!・・・ではなく、「走った後はすぐマスク!」を肝に銘じたいと思います。