2012いびがわマラソンvol.2<レース>篇。

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4月の長野マラソン以来の実戦となった「第25回いびがわマラソン」。雨対策よりも、設定ペースをどうするか悩みに悩みました。 

選択肢は3パターン。「キロ5分で慎重に」「キロ4分50で堅実に」「キロ4分40で一か八かの勝負」・・・です。 5月から続けている通勤・帰宅ランにより、月間走行距離はここ半年コンスタントに200〜250km。 2年前に自己ベスト(キロ4分50ペース)を出した当時よりも距離を踏んでいましたので、心のどこかに「どこまでできるか勝負してみたい」という気持ちがありました。

 

しかしいきなり「4分40」ペースはかなりの冒険です。市民ランナーならご存知のように、ペースが10秒違えばとても大きな疲労の差となって現れます。 そこで、自己ベスト相当の「4分50」でいくことに決定。ところが、いざ号砲を聞くといつもの悪い癖が出てしまいました。久々のレースを走れる喜び、そして沿道の声援に押されてついついペースアップ。

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おおむね4分30〜40の、自分としては明らかなオーバーペースで25km近く走り続けてしまったのです。こうなると、ペースを落とすことが怖くなります。それを打ち消すよう、好都合なことばかり考えるように。

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冷静な判断ができなくなり、「このままいけるんじゃないか」と勘違いが始まります。フルマラソンは16戦目ほどになりますが、毎回この失敗を繰り返しています。

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やはり今回も奇跡は起きませんでした。35kmぐらいから脚の疲労がピークに達し、急速にペースダウン。後続のランナーにつぎつぎと抜かれていきました。 そしてたどりついた39km地点の「スイーツエイド」。

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今大会から新たに設置されたエイドで、大福、シュークリーム、まんじゅうなどのおやつがたくさん。すでに好タイムはのぞめませんでしたので、たっぷり堪能させていただきました。

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結果、フィニッシュタイムは平凡でしたが、ペースが大きく落ち込むことなく走れたのは収穫でした。 つぎのフルマラソンは12月2日の「NAHAマラソン」。ファンラン要素の強い大会イメージですが、もちろん力を抜くことなく全力で走ります。 ●明日は大会レポvol.3「人気大会の真価」篇をお届けします。