先日、間寛平さんプロデュースの蒲郡ナイトフルマラソン構想が発表されました。これが実現すれば、自治体がらみで開催される愛知県初の「大規模市民フルマラソン」となります。
5千人規模以上のロードレース数(10km、ハーフ)が全国でトップクラスの愛知県。にもかかわらず、これまで一般ランナー誰もが参加可能な市民フルマラソン(手作り大会除く)だけが存在しない状況でした。
こうしたことから、今回発表された「蒲郡ナイトフルマラソン」構想は、愛知県の“フルマラソン大会ラッシュ”の幕を開ける可能性を秘めている、そんな希望を抱かせてくれます。
いささか気の早い話ですが、蒲郡につづき、愛知県で他に市民フルマラソンを開催するにふさわしい地はどこでしょうか。
主要都市である名古屋市は「ウィメンズマラソン」で手一杯のはずですから、これに加えて同規模以上の「市民フルマラソン」を開催することは不可能でしょう。
個人的には「犬山市」「豊橋市」「豊田市」あたりが手をあげてくれることに期待しています。
まず犬山市では、すでに「犬山国際友好シティマラソン」と「読売犬山ハーフマラソン」の2大会が定着。 このうち犬山ハーフが規模を拡大し、フルマラソン化するのが現実的かも。いうまでもなく犬山市は愛知県随一の“観光都市”。全国からのランナーをもてなすにふさわしい観光資源が多彩です。
「犬山マラソン」・・・ぜひ実現していただきたいですね。読売新聞さん、名鉄さん、よろしくお願いします。
豊橋市も「市民フルマラソン」開催候補地として有力。なぜならごく最近までエリート向けの「日比野賞中日豊橋マラソン」が行われていたため、フル大会開催の下地はすでに整っているからです。「穂の国 豊橋ハーフマラソン」も好評ですし、フル化に向けてすでに水面下で動いていたりして。
もう一ヵ所、クルマのまち「豊田市」も候補の一つ。豊田スタジアムを拠点に、トヨタ自動車の名誉本社敷地内を通るコースなどを組み込むと面白いかも。折しも次回の豊田マラソンは会場がより中心部に近い豊田スタジアムに変更。コースも100%変わります。これがじつは「市民フルマラソン開催に向けてのテスト」・・・だと勝手に妄想しています。