2011「庄内緑地公園 de トライ・マラソン」。

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2011 庄内緑地公園 de トライ・マラソンを実走取材してきました。2時間・3時間・4時間のいずれかを、1人またはチーム(リレー)で走って走行距離を競う「時間走」の大会です。 

シーズン前のトレーニングがわりに参加する方が多いというトライ・マラソン。しかし私は本番レースと同様、一切手加減なしのガチで挑むと決めていました。 とはいえ時間走の経験がほとんどないため、いったいどれぐらいのペースで走ればいいのかわかりません。そこで、とりあえずキロ4分30秒に設定。経験上、このペースなら30kmまでは脚がもつことはわかっています(それ以降はもちません)。 ほのぼのとした雰囲気がただよう会場でスタートのときを待ちます。

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そして大会を運営するWindup白井代表のルール説明のあと、10月にしては暑いコンディションのなか予定どおりにほのぼのスタート!

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公園内に整備された2.3kmのサイクリングコースへと、全部門の選手が一斉にかけ出していきました。 当日はコースを占有していたわけではありません。トレーニング中のランナー、ウォーキングを楽しむ人、家族連れの一般客などさまざま。

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中でも練習に励んでいた中学生とおぼしき陸上部員は、ゼッケンをつけている私たちにコースを譲ってくれたり、「ファイト!」とか「がんばってください!」と声をかけてくれたり。すばらしいお子さまたちでした。 本部を兼ねるエイドでは水とスポーツドリンクが選べます。途中からつぎつぎと補給メニューも増えていきました。とくにナシのおいしかったこと!スタッフのみなさんは長時間、休むことなく選手のサポートをしてくれました。

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さて、レースです。30km過ぎまで快調にキロ4分30秒ペースをキープ。その時点で残り時間は50分ほど。「このままいけば40kmを超えられるかも」と、油断したところでお約束のペース急降下。一気に5分台後半〜6分台へと落ち込んでしまいました。

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やはりキロ4分30秒ペースでは、30km以上は1mmたりとももたないことが改めて証明されました。その後、なんとか3時間完走。 フィニッシュ後はまっさきにエイドへ向かい、スポーツドリンクをがぶ飲みし、ナシとバナナをむさぼりたべました。 トライ・マラソンではうれしいことに記録証がその場で発行されます。フィニッシュの余韻にひたりながら、ちびっ子がきりもりする記録証発行屋さんにほのぼのと並びました。

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そして記録証を見てビックリ!なんと部門5位でした。人数が少ない&みなさん本気で走っていなかったとはいえ、こんな上位は初めてのこと。正直うれしかったです。 記録は36.8km(3時間3分9秒)。平均ラップはギリギリ4分台をキープしたものの、あまりにも脚が終わりすぎ。痙攣の兆候が現れるなど、いびがわに向けて課題が残るレース内容となりました。

 

今回、トライ・マラソンに初めて参加させていただきましたが、あたたかなサポートと充実したエイドは想像以上でした。私のようにガチでのぞむもよし、練習がわりに利用するもよし。オススメのほのぼの大会です。