2008「第18回 小牧シティマラソン大会」。

komaki08_hyoushi.jpg

「小牧シティマラソン」を体験取材してきました。小牧市とは、あの「小牧・長久手の戦い」の舞台となったまち。かつて小牧山城(現在は模擬城・歴史館)が建っていた小牧山は、今でも市のシンボルとして親しまれています。 

そんな歴史ロマンあふれるまちで開催される「小牧シティマラソン大会」。主会場は「パークアリーナ小牧」という立派な体育館だ。

gaikan.jpg

 

サブアリーナが受け付け会場、メインアリーナが選手の待機場所になっている。かなり広いのでゆったりとスタートまでの時間を過ごすことができた。

arena_naka.jpg

 

種目は大きく分けて10km、5km、2kmジョギングの3種類。北は北海道から南は沖縄まで、4千人以上の参加者が集まったという。 10km部門のスタートは午前9:30。他の大会に比べて若干早めの時間だが、この日に限っては好都合だった。

 

というのも12時から「大阪国際女子マラソン」の中継が始まるから。福士加代子の初マラソンはぜひナマで観ておきたい。 小牧から自宅までは約1時間。レースを遅くとも42分で走り切り、18分で写真撮影やら記録証受け取りやら着替えをこなす。そうすればちょうど10:30には小牧を出発でき、11:30自宅到着、シャワーを浴び終えるとちょうど大阪国際女子マラソンのスタート、という算段だ。

 

そんなことを考えながらスタート位置につく。号砲まで10分ほどあったので、スタート前の選手の様子を撮影してまわる。先頭はやはり、いかにも速そうな人たちが陣取っている。

start_sentou.jpg

 

後ろのほうはまったりとした雰囲気。先頭がはるか遠くにみえる。10kmレースへの参加者は1600人あまり。それでこんなに人が多いのだから、東京マラソンはどんなことになるのやら。

start_ushiro.jpg

 

当日のスタート時の気温は5度。防寒は微妙なところだが、結局、半袖Tシャツにランシャツの重ね着+ロングタイツという出で立ちでレースにのぞんだ。 やがてカウントダウンがはじまり、9:30ちょうどに号砲。今回の目標は40分59秒。つまり41分の壁を破ることだ。

 

小牧のコースはほぼフラットなので、記録ねらいには最適かもしれない。 5kmまでは40分台ペースを維持できていたが、その後はキロ10秒、20秒と“借金”が増えていき、結局フィニッシュタイムは41分31秒。自己ベストを11秒更新したものの、やはり40分台への壁を破るのは容易ではなかった。

 

ちなみに小牧シティマラソンでは、ナンバーカード(ゼッケン)が前面用と背中用の2枚もらえる。これ、けっこううれしい。なぜかというと、レース中に前を走っている人たちの背中にナンバーカードが見えると、「いま自分はロードレースに出場しているんだ」としみじみ実感できるから。

 

ほとんどの大会は前面用の1枚しかもらえないが、フルマラソンは2枚の場合が多い。(東京マラソンはあれだけの大会にもかかわらず1枚だけ。ちょっと不満)

 

<大会講評>

駐車場は豊富に用意されている。名鉄小牧駅より無料シャトルバス運行。参加賞はTシャツ、ドリンク、お菓子2種類、シューズ袋。記録証は即発行。更衣室あり。トイレは多い。施設がきれい。コースはほぼフラット、市街地を走る。上位入賞者の中から男女2名がホノルルマラソンに招待される。ゲストなし。お楽しみ抽選会あり。オールスポーツ参加。計測はRCチップ(グロスタイムのみ)。甘酒飲み放題。アミノバリュー飲み放題。ランニングショップの出店あり。エイド(給水)あり。

komaki_goal001.jpg

komaki_goal003.jpg

komaki_goal004.jpg

komaki_goal006.jpg