ランニングシューズ選びは「より速く」から「より楽に」へ。

以前はランニングシューズに「より速く」を求めていましたが、最近は「より楽に」へと変わってきました。理想を満たすランニングシューズを探しているうち見つけたのがナイキの「リアクト」シリーズです。

同シリーズは「ケガを防ぐ」というコンセプトのもと、2019年11月にナイキから発売されました。

最初に購入した「リアクト インフィニティ ラン フライニット 2」を気に入り、その上位モデルとなる「ズームX インヴィンシブル ラン フライニット 2」」も購入。

そして今回購入したのが同シリーズ直系の「ナイキ インフィニティラン4(By You)」です。

その特長はサポート性のあるクッショニングとフィット感。素材はReactXフォームで、ズームXより下位の素材。とはいえ従来の同フォームよりエネルギーリターンが13%向上しているとのこと。

試走したところ、その微妙な変化はさすがに感じ取れませんでした。しかし高いクッショニング性能の割に地面からの反発もほどよく感じられ、リアクトシリーズらしい履き味でした。

アッパーは伸縮性がある柔らかめのフライニット。

フィット感はハンパなく、スリッポンのような包みこまれるフィーリング。言い換えれば「小さめ」なので、いつもより0.5cm大きめを選ぶことをおすすめします。

シューレースはオーソドックスな靴紐タイプとトグルタイプを選べます(By Youのみ)。私はトグルタイプを選択。よりフィット感が増し、靴紐を結ぶ手間も省けます。

アウトソールはこんな感じ。凹凸が深めで、キビキビしたトラクションが小気味いい走りを実現します。ちょっとしたトレイルでも走れそう。

ただし速く走るためのシューズではないため、重量はやや重め(メンズ28cmで353g)。5時間ぐらいでフルマラソンを走るランナーなら、レース中しっかり足を守ってくれるでしょう。