「ケガを防ぐ」というコンセプトを掲げ、2019年11月に発売したNIKEの「リアクト インフィニティ ラン」シリーズ。ずっと気になっていたところ、その第二世代となる「リアクト インフィニティ ラン フライニット 2」が公式ショップで半額になっていたので購入しました。
リアクト インフィニティ ラン フライニット 2のうち半額で売られていたのはこのカラーのみ。他のカラーは定価のままでした。
このシューズはレーシングモデルではありませんが、ランニング時のケガのリスクを軽減する工夫が随所に施されている新コンセプトのランニングシューズです。
「リアクト」とはナイキが開発したフォーム素材のことで、軽量かつ反発力と耐久性にも優れているのだとか。そして最大の特徴がロッキングチェア型のミッドソール。フォアフットを意識した厚底シリーズに対して、かかと着地を意識していることがわかります。
アウトソールはこんな感じ。深めに刻まれた凹凸のパターンはユニークな形状をしています。
タンの裏には「1972」の隠し文字(?)が。ナイキ社の創立年かと思ったらどうも違うようです。この数字の意味がわかる方いらしたら教えてください。
さっそく試走したところ、5kmぐらいで終えるつもりが心地よくて15kmほど走ってしまいました。 まずクッショニング性と反発性のバランスが越妙。初心者向けシューズにありがちなグニャグニャ感がなく、適度に柔らかな接地感がgood。 かといって硬すぎもしない軽快な反発性は、フルマラソンをサブ4.5〜サブ4ぐらいで走るのにぴったりなイメージです。
ロッキングチェア型のミッドソールも効果を実感。かかと着地でもブレーキがかかることがなく、スムーズにつま先へ抜けていく感じがはっきりわかりました。 凹凸の深いアウトソールが生み出すトラクションもかなり快適。しっかり路面を捉え、蹴り出しも抜群でした。 普段のトレーニングはもちろん、レースにも使えそうなナイキ リアクト インフィニティ ラン フライニット 2。走るのが楽しくなる一足です。
※他人の「このシューズいいよ!」という感想ほどアテにならないものはなく、Aさんにとってベストなシューズが、Bさんにもベストである保証はどこにもありません。参考程度に読み飛ばしてください。