マラソン大会を選ぶ際、もっとも参考になる指標の一つ「全国ランニング大会100選」が、コロナ禍の休止を経て4年ぶりに発表されました。あなたのまちの大会は入っていますか?
RUNNET(アールビーズ)が毎年発表する「大会100選」は、実際に参加したランナーによる採点(大会レポ)をもとにしたリアルかつ公正な評価。
大会の魅力や特色、運営の安全管理、コース設定など、細かな項目にわかれているため、自分好みの大会を探すのに役立ちます。
今回は4年ぶりの大会100選。かつて常連だった大会は変わらず選ばれているでしょうか。
まずは県別で、もっとも多くの大会が選出されたのは長野県の8大会。長野マラソンや小布施見にマラソンなど、人気大会が順当に選ばれています。
次いで埼玉県・東京都が7大会、北海道・茨城県6大会、千葉県・兵庫県5大会、京都府4大会、岩手県・山形県・栃木県・富山県・石川県・静岡県3大会と続きます。
東海地方では岐阜県の「いびがわマラソン」がランクイン。フルマラソンが休止してハーフマラソンだけになりましたが、元祖おもてなし大会の面目を保ったかたちに。
三重県では「みえ松阪マラソン」と「お伊勢さんマラソン」の2大会が選ばれました。
愛知県はかろうじて1大会が選出。それは名古屋ウィメンズマラソン・・・ではなく、「東海ハーフマラソン」でした。駅を降りたらすぐ会場というロケーションの良さや、記録が狙えるコース設定などが評価のポイントだったようです。
名古屋ウィメンズマラソンが選外なのはとくに驚きませんが、愛知県唯一の市民マラソン「にしおマラソン」が入っていないことに疑問を持たれる方もいるのでは?
じつはこの「大会100選」は2023年1月~12月に開催した大会が対象。第1回にしおマラソンは2022年、第2回は2024に行われているため対象外なのです。
ちなみに第2回大会は80点以上の高評価をつけているので、来年の大会100選には確実にランクインすると思われます。
さて、あなたの推し大会は選ばれていましたか?参加者が少ない小規模大会はそもそも評価数不足で選外のため、良大会が埋もれている可能性は大いにあります。
大会100選入っていなくても素晴らしい大会はたくさんあることはいうまでもありません。