2024年に北陸新幹線が金沢から敦賀まで延伸・開業することに伴い、石川・富山・福井の北陸3県が盛り上がっています。そんな中、各県のマラソン大会が連携して各種施策を実施する予定であることがわかりました。
「金沢マラソン」(石川県)、「富山マラソン」(富山県)、そして2024年春に第1回開催を予定する「ふくい桜マラソン」(福井県)。 互いの大会会場にPRブースを設けたり、各会場でうちわなどのノベルティを配ったりすることなどを検討中とのこと。
そして目玉企画となるのが3大会に参加したランナーに3県の特産品を贈呈する「北陸3県マラソンスタンプラリー」(福井新聞)。まだ検討段階ながら、北陸3大会を制覇したいランナーの強いモチベーションになりそう。
さて、こうしたマラソン大会の連携はしばしば行われてきました。2019年に「北海道マラソン」「松本マラソン」「鹿児島マラソン」の3大会が大々的に連携を発表。広域におよぶ連携は話題を呼びましたが、新型コロナで3大会とも2020年・2021年は中止に。
その後、連携はうやむやになってしまった(?)ようです。 大規模マラソンの会場は絶好のPR機会でもあるため、開催日がある程度離れていればどの大会でも連携するメリットはあります。
マラソン大会が復活してきているものの、今ひとつエントリーの勢いが鈍り集客に苦戦する大会が少なくありません。 こうした状況をふまえるとマラソン大会の連携が今後まずます増えそうです。市民ランナーにとってもメリットが増えるため、こうした動きは歓迎ですね。