何度でも言う!マラソン大会で立ちションしたらダメ、ゼッタイ!
本格的なマラソンシーズンを迎えるにあたり、今年もこの定番トピックを掲載する季節がやってきました・・・6年前、湘南国際マラソンが無法な「立ちションランナー」に対し、「失格・追放」という厳格なルールを定めました。他大会にも波及するかと思いきや、いまだに規則として明文化する大会は現れず。なぜマラソン大会主催者は、地元の方々を傷つける悪質な犯罪にここまで寛容でいられるのでしょうか。
立ちションランナーは、残念ながら日本全国のマラソン大会が抱える問題、というか恥部。フルマラソン以上の距離の大会で、立ちションランナーを見かけなかったことはほとんどありません。
平気で立ちションするような精神構造の持ち主に「マナー」を呼びかけてもムダ。湘南国際のように「立ちション=失格」の規則化を実現してなんらかのペナルティを課さない限り、立ちションランナーの根絶は不可能です。
「トイレが少ないから主催者が悪い」と開き直る人がたまにいますが、では女性市民ランナーが沿道で野ションしているのを見たことがあるでしょうか。さらにいうと、もしも小じゃなくて大のほうだったらどうしますか。人間の尊厳をかけて我慢するでしょう。
「立ちションランナー撲滅」に向け、みんなでもっとしつこく訴え、大会側にプレッシャーをかけていかないと、いつまでたっても“犯罪者”たちは後を絶ちません。
さて、ロードレースはコース沿道の住民の皆さんに多大な迷惑と不便を強いるイベント。それにもかかわらず、地元の皆さんは名も知らぬ市民ランナーたちを快く応援してくださいます。
そんな善意の方々の“庭先”に穢らわしい汚物をぶちまけることがいかに卑劣な行為であるか。マラソンシーズンを迎えるにあたり、今一度よく考えてみる必要があります。
立ちションランナー=犯罪を見逃すマラソン大会主催者も同罪!立ちション禁止を呼びかけすらしない、あるいは見て見ぬ振りをすることはつまり、「地元の皆さんを傷つける“犯罪”行為に加担している」に等しいことを肝に銘じていただきたいと思います。
街路での立ちションを明確に禁じている軽犯罪法一条26のほか、状況によっては住居侵入罪、器物破損、公然わいせつなどあらゆる罪に問われる立ちションランナー。
もしもマラソン大会会場やコース脇で立ちションする輩を見かけたら、「立ちションするな!」と怒鳴りつけてやりましょう。