2010「第31回 豊田マラソン大会」を体験取材してきました。
愛知県内では名古屋シティマラソンに次ぐ参加者を集める豊田マラソン。最長部門でも10kmにすぎない地方の市民大会に1万人もの人たちが集まるのは、全国的にみても有数といえるでしょう。
ただし10kmの部に限っていえば出場者は2,600名ほど(他に4km・2km・ジョギングの各部門があり)。しかも年代別に2グループのウェイブスタートを採用していますから、スタート直後に大混雑することはありません。
会場には食べ物屋台やランニングショップ、マッサージコーナーなどが建ち並んでにぎやかな雰囲気。走るの抜きで家族で訪れてもそこそこ楽しめるのではないでしょうか。
豊田はクルマの街だけあり、参加者のための「パーク&ライド」システムが確立されています。トヨタグループ企業が全面協力して駐車場を開放。参加者ぞれぞれに駐車場所が指定(厳密には時間指定もあり)されているため渋滞が起こりません。
「いったい何台走らせてるの?」というぐらいシャトルバスがひっきりなしにやってきて、往きも帰りもまったく待つことはありませんでした。電気で動くバスやハイブリッドバスも登場するなど、さすが「クルマの街・豊田」の意地(?)を垣間見ることができました。
さて、レースです。前述の通り10kmの部は年代・男女別のウェイブスタートが採用されています。つまり若者は先行スタート、おっさんと女性全員は後発スタートというわけです。
私は・・・残念ながら後発スタートです。我々“おっさん組”のスタートは“若者組”の5分後。トラックを1周して競技場外へ出て行きます。コースはおおむね、往路が下り、復路が上り。全体的に起伏が連続するコースといえるでしょう。
ただし、吐き気をもよおすほどのえげつない坂はありません。 起伏があるコースなのはわかっていましたから、今期の最終目標である「40分切り」は封印。40分59秒以内をフィニッシュタイムに設定しました。
スタートしてしばらくいくと、すぐに長い下りがやってきます。ここはバンバン足裏を地面に叩きつけて飛ばせるだけ飛ばします。 後先考えずにつっこめるのは、10kmレースならではの面白さであり、キツい部分でもあります。
最近の好調もあいまって、なんと4km地点まで3分55秒前後をキープ(ガーミンによる)することができました。起伏が連続する中盤から終盤にかけては4分20秒台まで落ちてしまったものの、先シーズンのように極端な落ち込みはなく、気分爽快なままフィニッシュ。
結果的に40分59秒以内という目標にはおよびませんでしたが、ほぼ想定通りの走りができたことに満足しています。 フィニッシュ後はゲストランナーの小﨑まりさん(ノーリツ)との握手ゲット。昨
年は高橋Qちゃん、一昨年は市橋有里さんと、毎回豪華ゲストが登場する豊田マラソン。今回は久々に現役ランナーの登場で盛り上がりました。
選手の皆さん、ボランティアの皆さん、お疲れさまでした。
さて、来週末はいよいよ奈良マラソン(フル)。第1回大会ですから当然のごとく初出場。レースよりも、遠征旅行そのものが楽しみだったりします。