ジョギングソーシャルネットワーク「JogNote(ジョグノート)」が、ランニングに関するアンケートの結果を発表しました(2008年5月実施の調査に続き2回目)。中でも「一緒にジョギングしたい有名人」ランキングでは、メンバーの顔ぶれはあまり変わらないものの、前回のランク外からいきなりトップ5に入るニューフェイスも現れました。(本文中、敬称略)
「一緒にジョギングしたい有名人」ランキングは、「総合」「男性(が一緒に走りたい人)」「女性(が一緒に走りたい人)」に分かれています。
この3部門すべてで1位に輝いたのはやはりあの人、Qちゃんこと高橋尚子(以下、敬称略)でした。前回も同様に3冠を飾っていますから、いかに根強い人気を持っているかがわかります。
前回、高橋尚子に迫る得票数を集めた長谷川理恵も相変わらずの人気。今回も女性(が選ぶ)部門で同率1位を獲得するなど、“元祖ランニングタレント”としての面目を保ちました。フルマラソンのベストが3時間15分台と“本物”であることも人気を支える理由でしょう。
レースがらみの仕事は「練習時間のとれない仕事は受けない」(Wikipedia)というプロフェッショナルな姿勢も好感が持てます。 前回の東京マラソンのように、ろくに練習もせず嫌々走ってるの丸出し(マラソンのイメージが悪くなります)の某アナウンサーやタレントに、爪の垢を煎じて飲ませたいぐらい。
さて、総合2位に食い込んだのが、ただいまアース・マラソンでアメリカを激走中の間寛平。前回の総合第4位から2ランクアップです。もはやランナーというより冒険家の域に達しています。
続く総合3位は長谷川理恵、同4位は東国原宮崎県知事(前回3位)でした。そして5位に入ったのが、前回は全部門通して圏外だった安田美沙子です。 安田美沙子は昨年12月に行われたホノルルマラソンを4時間20分台で完走しており、その様子がTV放映されたこともあって“ランニグタレント”として認知されたようです。
Nike社のプロモーションとはいえ、初マラソンをそこそこの好タイムで完走したのが市民ランナーからの共感を得たのだと思います。 最近はブームに乗って、気づいたらいきなり走っていた(走らされてた)タレントのなんと多いことでしょう。
そんな中、きっちり4時間台で走りきったことは評価に値します。女性で初マラソン4時間20分台ということは、少なくとも一夜漬けでは走りきれないタイムだからです。
もう一人、同じくホノルルで4時間20分台で走りきった星野真里も、総合で9位にランクインしていました。あとは千葉真子、有森裕子、村上春樹、猫ひろし、金哲彦など、市民ランナーにとってはおなじみのメンバーが出そろいました。
22日に行われる東京マラソン2009でも多くのタレントが走るようです。個人的には安田美沙子の「サブ4宣言」の実現、そして松村の時間内完走(歩?)に注目したいと思います。