自由!涼しい!開放的!ビーサンランニングを体験。
サンダルをランニング仕様にカスタマイズして楽しむ「ビーサンランニング」。一足お借りすることができたので、さっそく走ってみました。
長年ビーサンランニングを研究している福島さんは、名古屋でもっともカープファンとランナーが集まるお店、広島お好み焼き「きんさい家」のマスター。
市販のビーチサンダルや素材をあれこれと試し、試行錯誤しながら自家版ランニング用ビーサンを作り続けています。
今回お借りしたのは、研究の成果が凝縮された最新作。
色々と試した結果、ビーサン本体は「HENRY&HENRY」、ひもは「真田紐」にたどり着いたのだとか。ストッパーおよび保護の役割を担うラバーはホームセンターで入手。素材費用は計3千円弱ぐらいとのこと。
試走の前にまずはひもを調整。かかとがスポスポならないよう、ややキツめにフィッティングしました。
外に出て、おそるおそる走ってみました。すると・・・まったく違和感なし!単に「アッパー部分がないランシューで走っている」感覚。クルマでいえばオープンカー?
もっと走りにくくて難しいと思っていたのですが、足との一体感が抜群で「これはおもしろい!」と、5kmでやめておくつもりが結局15km走ってしまいました。
この楽しさの要因は、第一に「足が自由に動く心地さ」と、それにともなう「開放感」があげられるでしょう。
じつは最近新調したランシューのアッパーを構成する生地が固い上に伸縮性に乏しく、なんとなく窮屈さを感じていたため、余計に開放感をおぼえたのかも。
もう一つ、先日フォーム改善パーソナルクリニックを受けたのですが、その影響で走り自体がフォアフットぎみに変わりました。この改善後のランニングフォームがビーサンランに合っていたのかもしれません。
何よりこれからの暑い季節、ビーサンランニングはとても気持ちがよさそう。「いきなりビーサンランはちょっと・・・」という方も、バックパックにビーサンをしのばせてシューズで公園まで走っていき、現地でビーサンランニングを楽しむ、なんて方法も。
ケガする、ケガしないとか、くだらない論争には巻き込まれたくないですが、単純に「楽しい」ビーサンランニング。おすすめです。