「三河高原トレイルランニングレース2011」を取材してきました。当日は予期せぬハプニングにより出走できませんでしたが、レースの最初から最後までを客観的に見ることができたのは新鮮な体験でした。
予期せぬハプニングとはズバリ、「遅刻」です。豊田市内で新しくできた道に迷い込み、余分な時間を食ってしまいました。
ただ、それだけならじゅうぶん挽回できたのですが、岡崎・新城の山中で2回にわたりがけ崩れによる迂回を余儀なくされ、結局、会場に到着したのはちょうどショートの部がスタートするところでした。
三河高原トレイル事務局の方はとてもやさしく、30分遅れでしたが「今から走っていいよ」とおっしゃってくれたのです。 しかしその時点ですでにモチベーションの糸が切れており、ハードなトレイルに立ち向かう気持ちを作り直すのは困難と判断。篤くお礼を申し上げ、DNSとさせていただきました。
さて、レースを一見学者として観戦するのはもしかして初めてのことかもしれません(エリートレースを除く)。 ショートの部のスタート。みんなイキイキといい表情をしています。楽しそう・・・。
選手を見送った後は指定駐車場にクルマを移動し、フィニッシュ地点へ。
ほどなくしてショートの部1位の選手が帰ってきました。
その後、次々に選手たちがフィニッシュラインを越えていきます。やがて12時半を過ぎるころからロングの部の選手も増えてきました。
道中苦しくても、やはりフィニッシュではみんなとても嬉しそう。次第に「走ればよかった」という気持ちがムズムズと・・・。 午前中は涼しかったものの、昼過ぎから急激に気温が上昇。陽射しも強くなり、完走タイム2時間半を超える中盤以降の選手ほどキツかったのではないでしょうか。
今回もボランティアの学生さんたちには頭が下がりました。コース上にずっと立って走路の案内をしたり声援を送ったり。ほんとうにお疲れさまでした。