政権交代が影響?注目のマラソン大会が中止に。

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東名高速道路の部分開通を記念して2011年1月に行われる予定だった「新東名マラソン」が、メインスポンサーの撤退(企業名は未公開)により中止に追い込まれていたことがわかりました。

2万人の参加を見込み、オープン前の高速道路を走る“1回限り”のチャリティマラソンとして開催されることが発表されたのはほんの3ヵ月前。それがいきなりの「中止」ということで何かと憶測が飛んでいるようです。

中日新聞の報道によると、『金融危機によるメーンスポンサーの撤退が原因』とする一方、『政権交代の余波』とする指摘もあるそうです。

その「余波」とは同紙によると、静岡県陸上競技協会『会長を務める自民党の斎藤斗志二元衆議院議員が落選したことを、要因の一つに挙げる協会関係者も』いると伝えています。

ご存じのように、来年から再来年にかけて「大阪マラソン」や「京都マラソン」をはじめ、大規模大会の新設ラッシュとなります。

これらの大会も何らかの“余波”が影響して中止に追い込まれる可能性はあるのでしょうか。 マラソン・ランニング人口が増えれば「国民の健康水準が上がる」「将来的には要介護老人が減る(ますます進む少子化社会においては見逃せないメリット)」「国の医療費そのものが節約できる」という試算もあります。

今は小さなニュースに過ぎない一地方のマラソン大会中止報道を、国や自治体はどのように見ているのでしょうか。なんとなく嫌な予感がする市民ランナーは私だけではないはずです。