「IRONMAN70.3セントレア2013」を観戦。
「アイアンマン70.3セントレア知多・常滑ジャパン」を観戦してきました。参加者の裾野が広いマラソン大会とは異なり、それなりにトレーニングを積んだ人でないと出場が難しいトライアスロン。それだけに会場には、アスリートの祭典と呼ぶにふさわしい雰囲気が満ちていました。
メイン会場は新舞子マリンパーク。浜開きを控えたブルーサンビーチで行われるスイム1.9kmを皮切りに、バイク90.1km、ラン21.1kmの計113.1km(70.3マイル)で競われます。
会場に到着したときにはすでにスイムパートが終了していたため、バイクコースへと移動。
バイクは、臨海工業地帯の道路を封鎖して特設されたコースを4周回します。エリートも初心者も同じ場所を4回まわるので、傍目には順位がさっぱりわかりません。
見分けるとしたらそのスピードでしょうか。明らかに上位だと思われる速さで走っている選手もいれば、見るからに遅い選手も。
遅いといってもアイアンマンにエントリーするような方々ですから、それなりのスピードが出ていてみなさんカッコよかったです。
観戦中、15台ぐらいの集団の脇を怒鳴りながら抜かして行く選手がいました。何だったんだろうと後で確かめたところ、「ドラフティング行為に対する抗議」であったことがわかりました。
このドラフティングに関するルール違反行為はトライアスロンにおいては根深い問題のようです。トライアスロンスクール「あすたま」のホームページにわかりやすくまとめられていますので興味のある方はご覧ください。
ちょうどバイクのフィニッシュ(ランのスタート)付近で観戦していたのですが、フィニッシュへの入口に気付かずそのまま真っ直ぐ走ってしまう選手がちらほら。中には途中で気づいて逆走する選手もいてちょっとハラハラしました。
ランは「りんくう常滑」まで、歩道走行を含む21.1km。所用があったので残念ながらフィニッシュ会場へは足を運べませんでしたが、トライアスロンの迫力をじゅうぶん堪能させてもらいました。
今回の観戦を通して、自分も「あの場に選手として立ちたい!」という思いがふつふつと湧き上がってきました。まずはウェアから肉がはみ出さないよう、腹を引っ込めることから始めたいと思います。