第3回「鈴鹿山麓かもしかハーフマラソン」を体験取材してきました。まだ3回目という若い大会ですが、RUNNERSの全国ランニング大会100選に連続して選ばれるなど、市民ランナーから高い評価を得ています。
参加人数も今回ついに4,000人を突破。私自身も昨年参加して良い印象を受けましたので、今年もハーフの部に参戦してきました。
メイン会場は三重県菰野町役場とその周辺。御在所岳をのぞむ会場には、朝から選手とその家族で大にぎわい。
この大会の特長のひとつが、バラエティに富んだ食べ物屋台。走る前に「ゴールしたらこれ食べよう」と物色するのは楽しいものです。
子どもたちのレースが終了した後、いよいよ大会のメインレースでもあるハーフの部がスタート。写真はスターティングエリア前方の様子。この後ろにズラーッと選手が並んでいます。
スタート直後は御在所岳に向かって走ります。いい景色。まだみんな元気です。
かもしかハーフマラソンは10月中旬の開催ということで、「シーズン1本目のロードレース」という方が多かったようです。私も同様で、本格的なシーズンを迎えるにあたり、体調面など様々なチェックをする意味合いも兼ねて臨みました。
ですからファンランでは意味がなく、必然的にマジ走りとなります。とはいえこのコースはキツい!というかそこが面白いんですが。前半はダラダラと上り基調です。歩いてしまうような急坂はありません。
昨年はかもしかハーフマラソンの名物(?)、2kmのダラダラ上りに苦しめられました。しかし今回はあらかじめその存在がわかっていましたので、それほど気になりませんでした。精神的な準備ができていたからでしょうか。
後半は前半と打って変わってひたすら下り。重力に任せてブンブン飛ばせます。それほど急ではありませんので、よほど前半に脚を使い切っていない限り膝にくることはないと思います。
今回はレースの序盤から終盤まで、抜きつ抜かれつのデッドヒートを繰り広げた女性ランナーがいました。ゴール直前でぶっちぎられ、敗北を喫したのが悔やまれます。その女性ランナーは私と勝負している気などさらさらなかったと思いますが。
スタッフの皆さん、ボランティアの皆さん、選手の皆さん、お疲れ様でした。
<大会講評>
駐車場は充実。道案内もスムーズで的確。名古屋から高速を使えば30~40分ほど。「こんなに近いんだ」ということがわかれば、名古屋からの参加者がもっと増えるような気がします。参加賞は万古焼のオリジナルマグカップ(今年はビアマグ)、ボールペン、SOYJOY、クリアケース、草餅。トイレは既設・仮設を含めて必要じゅうぶん。男女更衣室あり。計時はRCチップ、ゴールタイム(グロス)のみ。記録証は即発行。食べ物屋台が多彩。エイドには水とスポーツドリンク、1箇所にバナナとチョコレートの給食あり(ハーフ)。沿道の方々の応援がほのぼのしていて好印象。チアリーダーや太鼓の余興なども華やか。御在所ロープウェイ、長島温泉、名古屋観光などと組み合わせれば遠方からの参加もじゅうぶん楽しめると思います。