2018 長野マラソン vol.2<レース前半>篇。

DSCN7298.JPG 大雪の日もあれば、夏のように暑い日もある。コンディションがじつに読みにくい長野マラソン。毎年、天気予報とにらめっこしながらレースプランを考えるのもまた楽しかったりします。

今年は気温がやや高めで雨という予報。前回大会はかなり暑くて参ったこともあり、コンディションとしては悪くないと感じました。 大会後に発表されたデータによると、スタート時(8:30)の気温は11.6℃、レース中の最高気温は16℃で、終始小雨が降り続く天候でした。

 

暑さに弱いためタイツを履く選択肢は端からナシ。Tシャツ・短パンに、雨よけのビニールカッパを羽織ってスタートブロックに並びました。

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高橋尚子さんの準備運動、招待選手などの紹介のあと、20回記念大会の号砲が打ち鳴らされました。

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今年もthe Canadian Clubの生演奏やスタート直後の沿道に陣取る野球少年たちのエールに送られ、春の信濃路ランへ出発!

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序盤は団子状態で周囲に合わせて走ります。最初の給水所は5km過ぎ。スポーツドリンクの希釈加減がやや薄めで口に合ったため、スポドリが苦手な私でも安心して飲むことができました。

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善光寺の大門を左折すると、コース序盤のハイライト中央通りへ。2kn続く長野の目抜き通りはギャラリーも多く、下りのためついついテンションもペースも上がってしまいます。

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やがて10km、15kmと走り進むうち、ふとあることに気づきました。それは体がまったく温まらないということ。

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真冬のレースでも10kmも走れば体は熱を帯びてくるものですが、この日はしとしと降り続く雨が容赦なく体から熱を奪い、少し寒さを感じる展開となりました。気温はそれほど低くなかったはずなので、安全策で遅めに設定したペースも関係していたかもしれまん。

 

さて、長野は11回目の出場のため、景色やランドマークで距離感をつかめるようになりました。 善光寺の大門で5kmぐらい、中央通りを下りきったら7km、ビッグハットで10kmといった具合に。

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なかでもエムウェーブ(オリンピック記念アリーナ)は、勝手に“レース中盤のオアシス”と位置づけています。なぜならこのポイントは応援が多く、なにより最初の給食エイドがある地点だから。

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いつもフルマラソンのスタート前に何か食べるのですが、この日は補給食の準備を忘れるという失態を犯してしまいました。 このためスタート直後から腹が減っており、例年にも増して17km地点のエムウェーブが楽しみでなりませんでした。

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エイドでは「待ってました」とばかりにバナナとまんじゅうをほおばりパワー注入。多少むせつつ、コース中盤の難関・五輪大橋へと向かいました。 ※vol.3<レース後半>篇につづく。