2018 長野マラソン vol.3<レース後半>篇。

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※vol.2<レース前半>篇よりつづく 長野マラソンは、長野オリンピック関連施設をめぐるようにコースが設計されています。このため「ビッグハットが見えてきたら10km、エムウェーブは17km」と、施設ごとにおおまかな距離感がつかめます。 

中盤に現れる「五輪大橋」もコース上の代表的なランドマークの一つで、橋を渡りきった地点がちょうど中間点。

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レースの前半・後半が橋によって物理的に隔てられているため、心もリセットされるような感覚に。「よし、後半戦いくぞ!」という気にさせてくれます。 毎年のことですが、アクセスが不便な橋の中央あたりで応援してくださる方々には頭が下がります。

 

中間点から25kmに至る折り返しを含む直線(約4km)は、これといった特徴がない退屈な道ですが、雨にもかかわらず多くの方に声援を送っていただき気持ちよく走れました。

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25kmからは堤防道路中心のコースとなります。沿道を彩る花々のピンクとイエローのコントラストが美しく、毎回楽しみなポイントです。

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天気が良ければ遥かな山並みも望めるのですが、今回は厚い雲に阻まれてマウンテンビューはおあずけ。

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慎重にペースを刻んだつもりでしたが、30kmを過ぎるあたりから徐々にペースダウン。それでも33km地点でライブ演奏するthe Canadian Clubにパワーをもらい終盤戦へ。フルマラソンは激しく疲労しますが、数時間演奏しっぱなしの彼らも相当たいへんではないでしょうか。

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ラスト1kmあたりで高橋尚子さんとハイタッチ。すでに脚は終わっていましたが、金メダリストの激励のおかげで若干ペースアップすることができました。まあ、ペースアップしたところでどうということはありませんが。

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やがて長野オリンピックスタジアムに入り、声援に包まれながら自身11回目の信濃路ランを無事に終えました。

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今回は、午後から晴れるという予報に反して結局雨があがることはなく、終始寒さを感じたままのレースとなりました。暑さに弱い私としてはかえってベストに近いコンディションだったと思います。

 

ただ、走っていてもなかなか体が温まらないのですから、ボランティアのみなさんはさぞや大変だったのではないでしょうか。本当にお疲れさまでした。