2017 熊本城マラソン vol.3 <レース前半>篇。

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 熊本地震から約10ヶ月後の開催となった第6回「熊本城マラソン」。当日は好天かつ気温も10℃前後と、絶好のマラソン日和となりました。 

熊本城マラソンは、「金栗記念熊日30キロロードレース」「歴史めぐりフルマラソン」「復興チャレンジファンラン」の3種目から構成されています。 出場したのはフルマラソンの部。結果からいうとワースト記録を大幅更新・・・。

 

しかし熊本の方々はとても温かく、参加してよかったと心から思える大会でした。 スタート地点は熊本市役所前の市電が通る道。9:02の号砲を前に、熊本地震で亡くなった方々を悼んで黙祷が行われました。

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スタート直後、Bブロックの割にあまりにも動かなかったためおかしいと感じたのですが、どうやら前方でゲストとのハイタッチ渋滞が起きていたようです。

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熊本城マラソンのコースは、基本的に「行って帰ってくる」折り返しコース。序盤は商業施設やオフィスビルが建ち並ぶ街の中心部を走ります。

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全体的に幹線道路が多く、道幅が広いためおおむね走りやすい印象。アップダウンもフィニッシュ手前1kmを除き橋梁部分のみ。おおむねフラットなコースだといえるでしょう。

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10km地点あたりだったでしょうか、30mロードレースのトップ集団に遭遇。

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先頭はDeNA上野裕一郎選手でした。上野選手はこの後もトップをキープし、1時間30分17秒で初優勝を果たしました。

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コースはその後、牧歌的な田園地帯や風情ある古い町並みなどを通過。地域ごとに特色がある、熊本のさまざまな表情を見せてくれました。

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沿道の子どもたちにお菓子を配りながら走る、名古屋から参加したというくまもんランナーたち。こうしたあたたかな草の根交流もまた、マラソン大会のよいところ。

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JR川尻駅近くの鉄道高架下をくぐろうとしたとき、電車の運転席から警笛を鳴らしながら手を振る運転士さんの姿が。これには居合わせた選手全員、手を叩いて大喜び。しかし、残念ながらカメラを取り出したときは電車が通過した後でした。

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この時点で16km地点ぐらい。肝心の走りはというと・・・いたって好調。しかし、ここで「好調」であると勘違いしてしまったのが後半の地獄の始まりでした・・・。