2014 いびがわマラソン vol.2<レース>篇。

DSCN9441.JPG3年連続の雨天開催となった「いびがわマラソン」。しかし昨年、一昨年に比べて雨脚は弱く、傘なしでも会場を歩けるぐらい。むしろレースでは呼吸しやすく、それほど悪いコンディションではなかったような気がします。

雨天の場合、サブスリー前後で走るような速いランナーは別として、4時間〜制限いっぱいで走る方はできるかぎり「濡れない」ことが鉄則。かといって冷えを警戒するあまり“重装備”すぎても、汗がたまって逆に冷えの原因になりかねません。

 

この時期の雨対策は走行時間、ペース、雨脚、気温など、あらゆる状況を考慮して判断する必要があります。私が出場したのはハーフの部。スタート前は小雨程度でした。 フルマラソンと異なり、走る時間は遅くても2時間以内。本来であれば雨具は着ないかポンチョで済ませるところですが、一昨年の低体温症一歩手前に陥ったトラウマ から念のため袖付きのレインコートを着用しました。

 

ハーフの部のスタートは10:40と少し遅め。10:00スタートのフルの選手全員を見送る余裕があるのも、いびがわマラソンのいいところです。

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そして定刻どおり、すっかりいびがわの顔となった高橋尚子さんのエールを受け、ハーフの部のランナー約4000人(エントリー数)がスタート。

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いびがわマラソンのハーフは基本的に「上って下りる」コース。フルマラソンと違って多少突っ込んでもいわゆる“脚が終わる”ことはありません。

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前半は上り基調のためなかなかスピードに乗れませんでしたが、そのぶん沿道の応援を楽しむことができました。

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折り返し地点を過ぎて最初のエイドで、着ていたレインコートを捨てて軽量化。まだ小雨は降っていましたが、この先、体が冷える可能性はないと判断しました。 後半は重力に任せてひたすらかっ飛ばすのみ。この爽快感はいびがわハーフならではの魅力です。 ただ、自分ではキロ4分10秒ぐらいで走っているつもりなのに、実際には4分30〜40秒ぐらいかかっていたりと、ペース感覚がかなり狂っていることがわかりました。

 

感覚的にはベストに迫るんじゃないかと思うほど爽快な走りができたにもかかわらず、実際にはむしろワーストに近いタイムでフィニッシュ。脚も心肺も余裕ながら、体重増加によってスピードが上げられない体になっているのだと実感しました。 フィニッシュ後は着替えもそこそこに生ビール売り場へ直行。

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至福の一杯をいただいた後、フルマラソンの選手たちの応援へ。

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知り合いのゴールを見届け、いびがわのまちを後にしました。選手の皆さん、ボランティアのみなさん、沿道のみなさん、お疲れさまでした。また来年お会いしましょう。