コース、参加料、制限時間・・・前回との違いは?東京マラソン2025募集要項発表。

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東京マラソン2025のエントリー受付が始まりました。今日(6/25)から受付を開始するのはチャリティーランナー。一般エントリーは8月16日からです。

最近は主要都市型マラソンのいくつかで早々に定員を満たしたり抽選倍率が上がったりと、コロナ前のマラソン人気復活の兆しを見せています。

そんな上向きの流れに乗り、東京マラソンもかつての異常ともいえる高倍率に戻ってしまうのでしょうか。

さて、東京マラソンでは24日の理事会を受け、2025年大会の要項を発表しました。

ざっと前回大会のものと比較したところ、とくに大きな変化はなさそう。コース、制限時間は変わりなく、エントリー料金(国内16,500円、海外160ドル)も同じ。ただし参加料とは別に、手荷物預かりが1,100円かかります(希望者のみ)。つまりエントリー料は実質17,600+手数料といえるかもしれません。

2025年大会では満を持して定員を増やすと予想しましたが、前回と同じ38,000人(マラソン:37,500人、10.7km:500人)でした。5万人規模には慎重姿勢のようです。

前回大会と異なる点は、参加資格(一般)の記述。2024年大会は「6時間30分以内に完走できる者」でしたが、2025年では「6時間30分以内に完走できる男子・女子・ノンバイナリー」となっています。

2025年大会ではもう一つ、脳性まひなど自力での走行が困難な人にもマラソンに挑戦できる機会の提供を目指し、一般の部にてDUOチーム(歩行不能な人とバギーを押すランナーのチーム)参加が試験的に導入されます。

観戦の見どころとしては、東京2025世界陸上マラソン代表の選考会に指定されているため、エリートの本気の戦いが見られる点でしょうか。

あと前回大会と異なる点は・・・あ、そうだ。スターターが変更になる可能性があります。2025年大会のスターターは、どうやら7月7日に発表されるようです。

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