重心が外側に流れるのを防いで故障予防。

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チームe3ランニング・クリニック第3回目に参加してきました。テーマは『着地と足底の重心移動』。着地については今、私たち素人がとても真似できないような方法が雑誌やネット上をかけめぐっています。今回のランクリは、もっと基本に立ちかえった着地方法について学び、故障しにくい接地とそれにともなう足の運びを修得するのが目的です。

第3回の会場は名古屋市名東区にある「牧野ヶ池緑地」。まずは公園内をみんなでウォーミングアップがわりにウォーキング。

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つぎに軽くストレッチを行ったあとでコーチの説明を受けました。コーチいわく、歩いたり走ったりするとき、「かかと→小指(足の外側)→拇指球(親指の付け根にある出っ張り)」という順番で重心移動していく人が多いのだそうです。

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しかしこの、「いったん足の外側へ重心が移動する」プロセスを繰り返すと、「脚」の外側の筋肉に過度の負荷がかかり、さまざまな故障を引き起こす可能性があるとのことです。 重心を「足」の外側に流さず、「かかと→拇指球」へとダイレクトに移動させるのがポイント。そのためのエクササイズを行いました。単調な動作を何度も反復し、正しい重心移動の感覚を体の中に刻みこみます。

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エクササイズのあとは緑地内にあるトレイルへ移動。不整地を歩いたり走ったりするだけで、自然と足底の正しい接地や重心移動が身につきやすくなるのだそうです。トレイルランニグという言葉すらご存じない方もいらっしゃったようで、山道を走るという体験にとまどいながらも楽しんでいる姿が印象的でした。

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森を出るとそのまま「竹の小径」へ。ここは竹林の中を走れる、私もお気に入りのコース。正しい重心移動を意識しながら1kmほど走り、爽やかな汗を流しました。

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次回のランニング・クリニックは6月30日開催。テーマは『姿勢』です。メンバーではなくてもビジター参加可能ですので、興味のある方はいちど参加されてはいかがでしょう。詳しくはこちらをご覧ください