「足先と膝の向き」で走りが変わる!?<後編>。

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私はランニグ中、油断するとすぐに腰(骨盤)が落ちてしまいます。ランニングをはじめた当初からこの癖をなおしたくて仕方がありませんでした。それでは、ビシッと骨盤が立って背筋が伸びたカッコいいフォームを身に付けるべく、e3ランニング・クリニック後半です。

クリニック後半では、そんな私にうってつけのエクササイズを教えていただきました。どんなエクササイズかは企業秘密、というわけでもありませんが、写真がないと説明しづらいので簡単に。

まずは肩幅ぐらいの直立姿勢で足先をまっすぐに揃えます。ふだん私の足先は逆ハの字が“正常”ですから、たったこれだけでモモの内側(内転筋)がピキピキしてきました。

つぎのステップは、足先と膝の向きがまっすぐになっているのを意識しつつ足を一歩前に出すだけ。これがまたキツイ!ふだんどれだけ足先が開ききっているか(脚の内側の筋肉を使っていないか)思い知らされました。

大きな動作や筋肉に負荷をかけるようなエクササイズはまったく行っていないにも関わらず、当日の就寝時、モモの内側が妙に重く感じました。このことからも「がに股矯正エクササイズ」が内転筋を刺激していることは確かなようです。

もちろんエクササイズだけでなく、ふだんから足先や膝が開かないよう習慣づけなければ意味がありません。 さて、エクササイズのあとは、みんなで新緑がみずみずしい山崎川沿いをウォーク&ランニング。このときもコーチがメンバーの足先と膝の向きをチェックしてくれます。

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次回のテーマは「足底の重心移動」。これまた他のランニングクラブではぜったい教えてくれないようなマニアックなテーマで今から楽しみです。